2012/10/22
ビルボードの全米アルバム・チャート“Billboard 200”の前哨戦、“ビルディング・チャート”は月曜から木曜までの実績(全体の85%を占める6つのメジャー販売、iTune、トランス・ワールド・エンタテイメント、ベスト・バイ、スターバックス、ターゲット、アンダーソン・マーチャンダイザーズでのセールス)を基にトップ10を予測する速報チャートだ。水曜(10月24日)の公式チャートを前に20日に発表されたビルディング・チャートでは、コンテンポラリー・カントリー・ロック・ミュージシャン、ジェイソン・アルディーンのニュー・アルバム『ナイト・トレイン』が初登場1位にランクインしている。
日曜までの1週間で予測されるセールスは40万枚。これは今年2番目となる成績であり、彼にとっても初となる“Billboard 200”1位獲得が確実となった。また、速報で2位となったのは、R&B歌姫ブランディーのニュー・アルバム『トゥ・イレヴン』で、予測週間枚数は6万枚。2004年に3位初登場した『アフロディジアック』以来のトップ10“カムバック”アルバムとなるだろう。なお、これまで1位をキープしてきたマムフォード&サンズの『バベル』は公式チャートでも3位にダウンしそうだ。
一方、4位に入ったのが昨年の『アメリカン・アイドル』最年少優勝者、スコッティ・マクレアリーのクリスマス・アルバム『クリスマス・ウィズ・スコッティ・マクレアリー』で、およそ3万5000枚の予測週間枚数と共に、今年初のトップ10入りクリスマス・アルバムとなりそうだ。また、5位も初登場作品で、「アイ・フォール・トゥ・ピーシズ」で知られるカントリー作曲家、ジェイミー・ジョンソンのアルバム『リヴィング・フォー・ア・ソング:ア・トリビュート・トゥ・ハンク・コクラン』は、およそ2万5000枚のセールスが見込まれている。
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