2019/08/03 11:00
今週の洋楽まとめニュースは、リル・ナズ・Xの話題から。今週の米ビルボード・ソング・チャートで、リル・ナズ・Xの「オールド・タウン・ロードfeat.ビリー・レイ・サイラス」が、歴代最長となる17週目のNo.1獲得を果たした。これで、マライア・キャリー&ボーイズIIメンの「ワン・スウィート・デイ」(1995年) とルイス・フォンシ&ダディー・ヤンキーの「デスパシートfeat.ジャスティン・ビーバー」(2017年)の同16週を抜き、歴代単独1位に浮上。これを受け、リル・ナズ・Xは自身のインスタグラムで「この曲は、1年足らずで、俺の人生と周りの世界の見方を変えた」とコメントしている。
【米ビルボード・ソング・チャート】リル・ナズ・Xが17週目の首位獲得で歴代最長No.1に、リゾTOP5入り
リル・ナズ・X、米ビルボード・ソング・チャート歴代最長No.1記録を更新「この曲は俺の人生を変えた」
そして、今回の記録更新を受け、1995年からこの記録を保持していたマライア・キャリーは、リル・ナズ・Xへ聖火を受け渡す画像とともに「音楽史において、長らく破られなった記録の一つを破った@LilNasXに、愛とお祝いの言葉を送りたい!」と投稿。これに対してリル・ナズ・Xは、即座にツイッターで反応している。さらに、「デスパシート」(2017年)のリミックスで、同チャート16週の1位をマークしていたジャスティン・ビーバーもツイッターで「おめでとう」とツイートしている。
マライア・キャリー、自身の全米最長No.1記録を抜いたリル・ナズ・Xを祝福 リル・ナズ・X本人も反応
ジャスティン・ビーバー、参加楽曲「デスパシート」の記録を破ったリル・ナズ・Xに「おめでとう」
米ビルボード・アルバム・チャートでは、エド・シーランの『No.6 コラボレーションズ・プロジェクト』が2週目の首位をキープした。同じ作品が初登場から連続で2週首位をキープするのは、3月23日~3月30日付チャートで同2週をマークした、ジュース・ワールドの『デス・レース・フォー・ラヴ』以来、約4か月振りとなる。続いて2位には、全米で7月19日に公開されたディズニー映画『ライオン・キング』のインスパイアード・アルバム『ライオン・キング:ザ・ギフト』がランクイン。本作は、メスライオン=ナラの声優を務めるビヨンセによるプロデュース作品となっている。
【米ビルボード・アルバム・チャート】エド・シーラン首位キープ、『ライオン・キング:ザ・ギフト』2位デビュー
1969年に開催された【ウッドストック・フェスティバル】の共同設立者だったマイケル・ラングが中心となり、数々のトラブルに見舞われながらも計画が進められていた【ウッドストック50】が正式に中止されることになった。ラングは2019年7月31日に声明を発表。「想定外の一連の敗北により、我々がブッキングした素晴らしいラインナップと、期待していた社会貢献からなる、想像していたようなフェスティバルの開催が不可能になってしまった」と説明すると、さらに「逆境に遭っても我々の力になってくれたアーティスト、ファン、パートナーたちに感謝している」と述べている。
経済誌フォーブスが2012年から毎年発表している“世界で最も稼ぐDJ”ランキングが2019年も発表され、ザ・チェインスモーカーズが1位を獲得した。2013年からこれまでカルヴィン・ハリスが1位をキープしていたが、今回の発表により6年連続1位でストップ。2019年は3位に後退している。また、2位に入ったのはマシュメロであった。このランキングに入るような人気DJは、ほとんどがラスベガスで常設公演を行なっており、4位に入ったスティーヴ・アオキも例外ではないが、EDM音楽全盛期の2010年代中盤と比較すると今後の新規参入は厳しくなるだろうと同誌のモニカ・マーキュリーは分析している。
フォーブス誌“世界で最も稼ぐDJ”ランキング首位に変化 6年連続1位のカルヴィン・ハリスを抜いたのは?
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