2012/10/11
『オペラ座の怪人』などのブロードウェイ・スターとして、またヒット曲「タイム・トゥ・セイ・グッバイ」や「クエスチョン・オブ・オナー」でも知られるイギリス人歌手、サラ・ブライトマンが宇宙に行くという。彼女は国際宇宙ステーションのミッションに参加し、スペース・アドベンチャー社の協力によりソユーズ・ロケットのクルーとして10日間にわたって地球を周回する。もちろん、宇宙から地球に向かって歌う初のプロ・シンガーとなるだろう。
ブライトマンが10月10日にロシア・モスクワで発表したところによると、ニューアルバム『ドリームチェイサー(邦題:夢追人)』を来年1月にリリース。ワールド・ツアーを敢行した後、6か月間におよぶ宇宙飛行訓練に入る予定だという。
ユネスコ平和芸術家大使である彼女にとってこの宇宙ステーション旅行は、サイエンス&テクノロジー分野で従事する女性を奨励するヴァージン・ギャラクティック奨学金プログラムにも貢献することになる。「私自身、夢見る人じゃないの。むしろ“夢を追いかける人”だわ」と話したブライトマンは、「私が宇宙に行くことによって色んな人に刺激を与え、夢を追いかけるようになって欲しいの。ユネスコの使命である平和と発展を、地球上から、そして宇宙から促していきたい」と抱負を語っている。
関連記事
最新News
関連商品
アクセスランキング
インタビュー・タイムマシン
注目の画像