2012/10/10
自身の生まれた9月に2年ぶりとなるライブ(http://bit.ly/R6EweG)を開催し、各地のファンと感動の再会を果たしたばかりの大塚 愛。盟友 南流石を中心としたスーパーバンドへの参加が明らかになった。
<互いをリスペクトしてきた南流石と大塚 愛>
南流石と言えば、大塚 愛ファンにとってはお馴染みの振付師。共にステージに立ち、互いにリスペクトし合い、数え切れないほどのエンターテインメントを演出してきた盟友だが、彼女を中心としたスーパーバンド Rabbit(ラビット)の始動が決定した。気になる2人以外のメンバーは、森俊之(key)、Watusi(b)、佐藤タイジ(g,vo,cho)、沼澤尚(dr)といった日本の音楽シーンを根っこから牽引する天才ミュージシャンばかり。このメンツの生むグルーヴで大塚 愛が歌う……といったミラクルが、南流石というキーパーソンを介して現実となる。
なお、大塚 愛は前述の再会ライブにて、この先も楽しいことをやろうとしている旨をメッセージ。彼女が公の場から退いていた2年間、音楽シーンは大きく形を変えたが、そこでどんなセンセーションを巻き起こしてくれるのか。期待していたファンにとって今回の発表は、“再会後最初の一手”として実に刺激的なプロジェクトと言えるだろう。
<Rabbit=慣れ合いではない集団>
そのスーパーバンド Rabbit(ラビット)は、相互に関係ない者たちが多角的に営む集合体/複合体コングロマリットで、ジャンルを越えてメンバーを増殖していくある種の共同体のようなもの。80年代、世界を震撼させた「We Are The World」の進化系を目指し、「横だけじゃなく、上へ下へと手を差し出して色々なものを引っ張り上げる。或いは色々なものに引っ張られる行為=“congloRabbit”」をコンセプトに掲げ、活動していく。
それだけの高みを目指す故、Rabbitは結成2週間目で6人の意見がぶつかり合い、早くも解散の危機を迎えたが、寄りかかり合う相手ではなく、自分に優しさを取り戻させてくれる相手。そして高みを競う相手同士という認識のもと、慣れ合いではない集団へと昇華。12月12日にアルバム『裸人』(らびと)をリリースする運びとなった。
<大塚 愛と佐藤タイジよる予測不可能コラボ>
今作には、佐藤タイジの曲を大塚 愛が歌うナンバーもあれば、その逆パターンも。シアターブルック(佐藤タイジのバンド)のボーカルを彼女が務める姿を想像すれば、これが如何に予測不可能なコラボレーションであることか分かるだろう。なお、来年2月にはライブの開催も決定しているということで、佐藤タイジの超絶ギターと大塚 愛の歌声が絡み合う瞬間を生体感できるかもしれない。
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