【サンダンス映画祭】や【ベルリン映画祭】など世界の映画祭で大きな注目を集めている映画『WE ARE LITTLE ZOMBIES』より、本編のエンディングに流れる「ZOMBIES BUT ALIVE」のミュージックビデオが公開された。

　本作は、前作『そうして私たちはプールに金魚を、』が【第33回サンダンス映画祭】ショートフィルム部門において日本人史上初のグランプリを獲得した長久允監督の初の長編映画だ。本作も【サンダンス映画祭】に出品され、日本映画として初めて＜審査員特別賞オリジナリティ賞＞を受賞。【ベルリン国際映画祭】でもジェネレーション14プラス部門でスペシャルメンションを受賞し、【ブエノスアイレス国際インディペンデント映画祭】では、主演の二宮慶多が日本人俳優として初、かつ最年少で＜最優秀男優賞＞を受賞し、海外映画祭三冠を獲得している。

　劇場公開に先駆けて解禁された劇中歌唱映像は、再生回数が190万回（2019年5月27日現在）を記録し、ソニー・ミュージックからメジャーデビューが決定。映画のエンディングに流れるLITTLE ZOMBIESによる「ZOMBIES BUT ALIVE」のミュージックビデオは、長久監督自らが手がけ、LITTLE ZOMBIESの子どもたちが出演し、映画撮影後にシンガポールで撮影された。公開された本作のテーマ曲「WE ARE LITTLE ZOMBIES」も「頭からこびりついて離れない」とSNS上を賑わせているが、カラオケのイメージ映像のようなどこか懐かしさを感じさせる雰囲気と、独特な歌詞、そして個性豊かなメンバーがあわさった不思議な世界観の映像は中毒性があり、強烈な印象を残す。歌詞一つ一つが本編に繋がっており、公開前の予習にぴったりな映像である。

　クエンティン・タランティーノやデイミアン・チャゼル、岩井俊二、中島哲也らに続く新たな才能として期待が寄せられる長久監督が満を持して描くのは、両親を亡くした4人の少年少女が踏み出す冒険の物語だ。主人公の子どもたちを、『そして父になる』で福山雅治の息子役を務めた二宮慶多、ドラマ『嘘の戦争』など多くの作品に出演する水野哲志、天才似顔絵師として話題の奥村門土、そしてテレビCMや『クソ野郎と美しき世界』での好演も記憶に新しい中島セナらが演じる。このほか、佐々木蔵之介、工藤夕貴、池松壮亮など国内外で活躍する実力派俳優たちが監督の才能に惚れ込み顔をそろえた。映画『WE ARE LITTLE ZOMBIES』は2019年6月14日より公開。

◎「ZOMBIES BUT ALIVE」ミュージックビデオ
https://youtu.be/MICIdvTXvDs

◎公開情報
『WE ARE LITTLE ZOMBIES』
2019年6月14日（金）より、全国公開
脚本・監督：長久允
出演：二宮慶多、水野哲志、奥村門土、中島セナ、佐々木蔵之介、工藤夕貴、池松壮亮、初音映莉子、村上淳、西田尚美、佐野史郎、菊地凛子、永瀬正敏ほか
配給：日活
（C）2019“WE ARE LITTLE ZOMBIES”FILM PARTNERS（電通/日活/ソニー・ミュージックエンタテインメント/パルコ/ ROBOT）