2019/05/24
2019年6月6日にリリースされる故アヴィーチーによる最新アルバム『TIM』のトラックリストが公開された。
12曲入りの今作は、昨年4月にアヴィーチーが亡くなる前に大半が出来上がっており、この新作はもちろん、彼のキャリアを通じて仕事を共にしてきたいくつかのプロダクション・チームによって完成された。
新作には、「ア・スカイ・フル・オブ・スターズ」でコラボしたコールドプレイのクリス・マーティンが「Heaven」にソングライターとして参加しているほか、イマジン・ドラゴンズのダン・レイノルズが「Heart Upon My Sleeve」、故アヴィーチーにとって最大のヒット・ナンバーとなった「ウェイク・ミー・アップ!」のシンガー、アロー・ブラックが「SOS」にヴォーカルを提供している。
さらには、エレクトロ・ポップ・アクトのA R I Z O N A、クリーン・バンディットとのコラボでも知られるスウェーデン人シンガーのヌーニー・バオ、イギリス人シンガー・ソングライターのジョー・ジャニアック、スウェーデン人シンガーのBonnがフィーチャリングされている。Kristoffer FogelmarkことBonnは、アルバムの収録曲のプロダクションを務めるデュオのメンバーでもあり、他にもスウェーデンのプロダクション・デュオVargas & Lagolaが参加している。
アルバムには、故トム・ペティとELOのジェフ・リンがクレジットされている。これは、収録曲「Freak」に、サム・スミスの「ステイ・ウィズ・ミー」が一部使われているためだ。以前「ステイ・ウィズ・ミー」は、故トム・ペティの名曲「アイ・ウォント・バック・ダウン」に似ていると指摘されたため、この曲を手掛けたペティとリンがクレジットされている。
故アヴィーチーの3rdスタジオ・アルバムとなる『TIM』は、米LAの彼のホーム・スタジオといくつかのスウェーデンのスタジオでレコーディングされた。
アルバムのライナーノーツには、アルバムのトラックリストとクレジットとともに故アヴィーチーの写真が掲載されており、「僕の音楽やメッセージを通じてポジティビティを広めてほしい。成功を楽しんでほしい、世俗的な成功ではなく」というメッセージが綴られている。
『TIM』からは、アロー・ブラックがヴォーカルを務める先行シングル「SOS」と「Tough Love (feat. Agnes, Vargas & Lagola)」が公開されており、現在米ビルボード・ダンス/エレクトロニック・ソング・チャート“ Hot Dance/Electronic Songs”で6位と9位につけている。なお、アルバムのプレオーダーもスタートしている。
◎『TIM』トラックリスト
1. Peace of Mind (feat. Vargas & Lagola)
2. Heaven
3. SOS (feat. Aloe Blacc)
4. Tough Love (feat. Agnes, Vargas & Lagola)
5. Bad Reputation (feat. Joe Janiak)
6. Ain't a Thing (feat. Bonn)
7. Hold The Line (feat. A R I Z O N A)
8. Freak (feat. Bonn)
9. Excuse Me Mr Sir (feat. Vargas & Lagola)
10. Heart Upon My Sleeve (feat. Imagine Dragons)
11. Never Leave Me (feat. Joe Janiak)
12. Fades Away (feat. Noonie Bao)
◎『TIM』アルバム・クレジット
Produced by: Tim Bergling
A&R: Per Sundin, Johnny Tennander, Neil Jacobson, Nick Groff
Management: Christopher Thordson
Mixed and mastered by: Kevin Grainger, Julio Rodriguez Sangrador
Engineered by: Marcus Thunberg Wessel
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