2019/05/22 14:16
2019年5月27日付(集計期間:2019年5月13日~2019年5月19日)の総合アルバム・チャート“HOT ALBUMS”では、ももいろクローバーZの約3年ぶり、通算5作目のオリジナル・アルバムとなる『MOMOIRO CLOVER Z』が総合首位を獲得した。
グループが4人体制となってからは初のアルバムとなる『MOMOIRO CLOVER Z』は、初週55,302枚を売り上げてCDセールス1位、1,762DLを売り上げてダウンロード3位、そしてルックアップも3位をマーク。これらチャート・アクションが示している通り、初週はコア・ファンを中心としたCDセールスが好調のようだ。以降、ライト層や潜在リスナーに訴求し、ダウンロードやルックアップを伸ばし続けることができれば、総合順位も高位をキープすることができるだろう。
総合2位には、EXILE SHOKICHIの通算2作目のアルバム『1114』が初登場。初週19,998枚を売り上げてCDセールス2位、そのほかダウンロード14位、ルックアップ29位と、そのチャート・アクションはCDセールスが牽引していることが分かる。前作『THE FUTURE』の最高位は初週にマークした6位だったので、このたび自己記録を更新した形だ。続く総合4位には、赤西仁の約1年半ぶりとなるオリジナル・アルバム『THANK YOU』、5位には、スマートフォン向けRPGゲーム『Fate/Grand Order』の楽曲を収録したオリジナル・サウンドトラック第3弾『Fate/Grand Order Original Soundtrack III』がそれぞれエントリーした。
back numberが3月27日にリリースし、これまでに4度の総合首位を獲得している最新アルバム『MAGIC』。前週首位だった同作は当週、CDセールス14位、ダウンロード8位、ルックアップ1位となり、総合では4ランクダウンして5位に。依然としてルックアップは強く、こちらは6度目のトップをマークしている。また同様に、今回14週目のチャートインを果たしたあいみょん『瞬間的シックスセンス』もルックアップが根強く、当週の総合順位は前週から8ランクダウンして11位となったものの、ルックアップは3週連続で2位をマークしており、ロング・チャートインの下支えとなっている。
5月10日、竹内まりやが1978年から1981年にかけて発表したアルバム5作のストリーミング配信、および1994年発表のベスト・アルバム『Impressions』のダウンロード配信が解禁された。『Impressions』は当週1,562DLを売り上げてダウンロード5位をマークしており、総合順位は前週53位から当週18位と大きくジャンプ・アップしている。5月12日深夜のテレビ朝日系『関ジャム 完全燃SHOW』では、竹内まりやの魅力を分析するべく、さかいゆうをはじめとするゲストたちの疑問に本人が回答。あいみょんで同様の特集が組まれた際、楽曲のストリーミング回数が大幅に増加したことを考えると、今回も同番組が『Impressions』のセールスに与えた影響は決して小さいものではなかったことが窺える。
◎【HOT ALBUMS】トップ20
1位『MOMOIRO CLOVER Z』ももいろクローバーZ
2位『1114』EXILE SHOKICHI
3位『THANK YOU』赤西仁
4位『Fate/Grand Order Original Soundtrack III』(ゲーム・ミュージック)
5位『MAGIC』back number
6位『輪廻転生~ANGERME Past, Present & Future~』アンジュルム
7位『20XX』神様、僕は気づいてしまった
8位『FAB LOVE』GRANRODEO
9位『Wonderland EP』milet
10位『新自分風土記II~まほろば篇~』さだまさし
11位『瞬間的シックスセンス』あいみょん
12位『新自分風土記I~望郷篇~』さだまさし
13位『平成仮面ライダー20作品記念ベスト』(オムニバス)
14位『THE WORLD』go!go!vanillas
15位『Eye of the Storm』ONE OK ROCK
16位『歌物語2 -<物語>シリーズ主題歌集-』(アニメ)
17位『今が思い出になるまで』乃木坂46
18位『Impressions』竹内まりや
19位『Sympa』King Gnu
20位『雪組 大劇場('18)「ファントム」 (ライブ)』宝塚歌劇団
関連記事
最新News
関連商品
アクセスランキング
インタビュー・タイムマシン
注目の画像