2010/03/22
ANDRE 3000と共にOUTKASTとして活躍しているアトランタ出身のラッパーBIG BOIが、ソロ・アルバム『SIR LUCIOUS LEFT FOOT: THE SON OF CHICO DUSTY』を新レーベルからようやくリリースすることになった。
同アルバムは当初、2008年末にLAFACE/ZOMBAレーベルからリリースされることで動いていたが、その後、度重なる発売延期に見舞われ頓挫した状態となっていた。しかし3/19(金)午後9時40分、BIG BOIは自身のツイッターに「緊急速報!BIG BOIがDEF JAM RECORDSとソロ・アルバムの契約を締結した!!詳しい情報は、また追って!」と書き込み、新契約を交わした直後にさっそくファンに嬉しいニュースを報告。DEF JAM側もこの事実を認めた。
ソロ・アルバムの制作を始めたことをアナウンスしてから3年、BIG BOIは相方のANDRE 3000とRAEKWONをフィーチャーした「ROYAL FLUSH」、MARY J. BLIGEと共演した「SUMTHIN' GOTTA GIVE」、「DUBBZ」、GEORGE CLINTONとTOO $HORTとタッグを組んだ「FO YO SORROWS」、そして最近ではGUCCI MANEとの「SHINE BLOKAS」など、このニューアルバムから数々のシングルをリリースしてきた。またBIG BOIは最近のBillboard.comとのインタビューの際、ニュー・アルバムには他にもT.I.、LIL JON、JAMIE FOXX、B.O.B.との共演作が収録されていることも明らかにしている。
そして昨年の12月のコメントで、BIG BOIは「何度も中断する状況に見舞われたが、このアルバムには多くのスターたちが参加してくれた。俺は的確な人材を集めた正しい方向性のアルバムを作ったし、それを効果的なマーケティングとプロモーションのもとで世の中にリリースできるよう努力をしているところだ。制作に2年と11ヶ月も費やした作品には、我が子のような愛おしさを感じているよ」とコメントし、アルバムへの熱い思いを語っていた。
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