2019/05/17
米アイオワが産んだ猟奇趣味的激烈音楽集団=スリップノットのニュー・アルバム『ウィー・アー・ノット・ユア・カインド』が2019年8月9日リリースされることが発表され、収録曲「アンセインテッド」が公開された。
「アンセインテッド」のミュージック・ビデオは、バンド・メンバーのM・ショーン・クラハンが監督を務めており、現在ロック界で人気を博すも、未だに謎が多いスリップノットの今後の未来が垣間見られる一曲に仕上がっている。
『ウィー・アー・ノット・ユア・カインド』は、2014年のアルバム『.5:ザ・グレイ・チャプター』以来となる6作目。同作を手がけたグレッグ・フィデルマンが、この最新アルバムでもスリップノットとプロデューサーとして名を連ねている。
昨年発表されたシングル「オール・アウト・ライフ」は、今回の「アンサインテッド」同様にM・ショーン・クラハンが監督を務めたミュージック・ビデオがリリース同日にYouTube上でトレンドTOP10入りを果たし、ミュージック・ビデオ再生数が3500万回を記録、すでにストリーミング回数3500万回を突破している。
ギタリストのジム・ルートは今回のアルバム・リリースについて、「これまでの中で最も作詞、作曲とレコーディングに時間をかけたアルバムだ。このアルバムを作った時にインスピレーションになったのは、シングルだけじゃなくフル・アルバムを作る事にこだわっているアーティストたちだ。今の音楽業界はとにかくシングルを出して稼ぐ方向に傾いているけど、俺たちスリップノットは一つの作品として完成している、アルバムでしか味わえない体験を届けたかった」と話している。
また、M・ショーン・クラハンは、「俺たちが作っているアートは制作するのに時間がとても掛かるっているんだが、その分すごくやりがいがある。4年間をかけてメンバーの感情と情熱を注いだこのアルバムだからこそ、やっと今回リリースすることになって俺たちは救われた気分だよ」と語っている。
現地時間5月17日にスリップノットは、米人気テレビ番組『ジミー・キンメル・ライヴ!』のアウトドア・ステージでパフォーマンスを披露する予定だ。さらに6月9日には、完全ソールドアウトのドイツの【ロック・アム・リング・フェスティバル】にて、約9万人の前でパフォーマンスする。この模様はMagentaMusik 360を通して全世界でライブ・ストリーミングされる予定だ。
そして夏には、ヴォルビート、ゴジラ、ベヒーモスらと共に【ノットフェス・ロードショー・ヘッドライン・ツアー】と銘打たれた北米ツアーを行い、10月にはオーストラリアでメタリカとのツアーが決定している。
『ウィー・アー・ノット・ユア・カインド』は各配信サイトにてプレオーダーが実施中だ。
◎「アンセインテッド」MV
https://youtu.be/VpATBBRajP8
◎リリース情報
アルバム『ウィー・アー・ノット・ユア・カインド』
2019/8/9 RELEASE ※国内盤発売詳細は後日発表
https://slipknotjp.lnk.to/WANYKPu
<トラックリスト>
1. Insert Coin / インサート・コイン
2. Unsainted / アンセインテッド
3. Birth Of The Cruel / バース・オブ・ザ・クルーエル
4. Death Because Of Death / デス・ビコーズ・オブ・デス
5. Nero Forte / ネロ・フォルテ
6. Critical Darling / クリティカル・ダーリン
7. Liar’s Funeral / ライアーズ・フューネラル
8. Red Flag / レッド・フラグ
9. What’s Next / ホワッツ・ネクスト
10. Spiders / スパイダーズ
11. Orphan / オーファン
12. My Pain / マイ・ペイン
13. Not Long For This World / ノット・ロング・フォー・ディス・ワールド
14. Solway Firth / ソルウェイ・ファース
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