ヴァネッサ・カールトンが、2019年夏にブロードウェイで上演されるミュージカル『Beautiful - The Carole King Musical』でキャロル・キング役を演じる。

　カールトンは声明で、「キャロルの物語を伝えられることを名誉に思う。彼女は優秀なピアニストでソングライターだっただけでなく、音楽業界で権力の座についた女性の先駆者でもあった。彼女の勇気と犠牲、そして強烈な自己意識が、私のようなアーティストが挑戦できるための道を開いた。自分もピアニスト、ソングライター、そして母親であることから、彼女に敬意を払い、すべてのバランスを取っている女性仲間の物語に命を吹き込めることが楽しみだ」とコメントしている。

　「A Thousand Miles」で知られる【グラミー賞】ノミネート・アーティストのカールトンにとって同作が初のブロードウェイ出演で、2019年6月27日から10週間の予定で米ニューヨークStephen Sondheim Theatreのステージに立つ。

　『Beautiful - The Carole King Musical』は、【グラミー賞】受賞アーティストであるキングが、10代のソングライターだったころから【ロックの殿堂】入りを果たすまでのキャリアの軌跡を描く。ミュージカルには、「君の友だち/You've Got a Friend」、「ワン・ファイン・デイ」、「アップ・オン・ザ・ルーフ」、「ウィル・ユー・ラヴ・ミー・トゥモロウ」、「ナチュラル・ウーマン」、そしてライチャス・ブラザーズの「ふられた気持/You've Lost That Lovin' Feeling」などの名曲の数々が登場する。