2019/04/24
2019年4月29日付(集計期間:2019年4月15日~2019年4月21日)の総合アルバム・チャート“HOT ALBUMS”では、乃木坂46の約2年ぶり、通算4作目となるオリジナル・アルバム『今が思い出になるまで』が総合首位を獲得した。
4月17日にリリースされた『今が思い出になるまで』は、初週453,457枚を売り上げてCDセールス1位をマーク。本作にとって今回が1週目の集計ではあるが、現時点において、2019年にリリースされたアルバムとしては最多となる累計売上を記録した。また、ダウンロードでは4,556DLを売り上げて3位、ルックアップでは2位と他指標でも高ランクをマークしている。
総合2位は、BTS (防弾少年団)のニュー・アルバム『MAP OF THE SOUL:PERSONA』が獲得。4月12日にリリースされた本作は、同週末3日間で8,041DLを売り上げてダウンロード1位となり、前週チャートに総合6位で初登場。そして当週、164,804枚を売り上げてCDセールス2位、2,567DLを売り上げてダウンロード5位、ルックアップは6位をそれぞれマークし、総合順位を4つ繰り上げる形となった。
THE YELLOW MONKEYの19年ぶり、通算9作目のオリジナル・アルバムとなる『9999』は、初週64,903枚を売り上げてCDセールス3位、12235DLを売り上げてダウンロード1位、ルックアップ4位となり、総合順位は3位を獲得。続く総合4位には、韓国出身9人組ボーイズ・グループ、NCT 127による日本1stフル・アルバム『Awaken』が初登場。初週54,950枚を売り上げたCDセールスが牽引するチャート・アクションを見せている。
今回で4週目の集計を迎えたback number『MAGIC』は、CDセールス7位、ダウンロード6位、ルックアップ1位をマークして、総合順位は前週から1ランクダウンの5位に。CDセールスとダウンロードは減少傾向にあるものの、ルックアップは前週チャートの集計期間内にレンタル解禁されたこともあって、2週連続でポイント増加、当週はなんと初週を上回る数字となった。2016年12月リリースのベスト・アルバム『アンコール』が初登場から当週まで、計121週にわたってルックアップ順位をほとんどトップ20内に収めていることからも、この指標におけるback numberの他アーティストとは一線を画す強さは明らかで、今作『MAGIC』もルックアップが下支えする形でロング・ヒットを記録するのではないかと思われる。
最新アルバム『Eye of the Storm』が当週16位となり、初登場から10週連続でトップ20入りを維持しているONE OK ROCKだが、彼らが2010年6月にリリースした4thアルバム『Nicheシンドローム』は当週100位となり、通算164週目となるチャートイン(トップ100)を達成した。この数字は2015年6月に総合アルバム・チャート“HOT ALBUMS”が設立されて以来、DREAMS COME TRUE『DREAMS COME TRUE THE BEST ! 私のドリカム』が保持していた最多記録を上回るもので、今回の記録更新をもって、ONE OK ROCK『Nicheシンドローム』が当チャートにおける最も多くの週でチャートインを果たした作品となった。
◎【HOT ALBUMS】トップ20
1位『今が思い出になるまで』乃木坂46
2位『MAP OF THE SOUL:PERSONA』BTS (防弾少年団)
3位『9999』THE YELLOW MONKEY
4位『Awaken』NCT 127
5位『MAGIC』back number
6位『FRAGMENT』藍井エイル
7位『瞬間的シックスセンス』あいみょん
8位『FINAL FANTASY XIV:STORMBLOOD (Original Soundtrack)』祖堅正慶
9位『DUO』家入レオ
10位『労働なんかしないで 光合成だけで生きたい』スガシカオ
11位『声 ~Cover ch.~』富士葵
12位『Sun Dance』Aimer(エメ)
13位『Penny Rain』Aimer(エメ)
14位『ログライン』夏川椎菜
15位『だから僕は音楽を辞めた』ヨルシカ
16位『Eye of the Storm』ONE OK ROCK
17位『United Star』柿原徹也
18位『ボヘミアン・ラプソディ(オリジナル・サウンドトラック)』クイーン
19位『BOOTLEG』米津玄師
20位『Flawless Love』ジェジュン
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