2019/04/16
米HBOの大人気ファンタジー『ゲーム・オブ・スローンズ』(GoT)シーズン8の放送が、現地時間の4月14日にスタートした。(以下、エピソード1のネタバレあり)日本でも15日午前に放送されたエピソード1では、2017年7月に放送されたシーズン7のエピソード1にカメオ出演し話題になったエド・シーランが演じたキャラクターのその後の運命について言及されている。
シーズン7でエドは、アリア・スタークがたまたま遭遇するラニスター軍の歩兵エディーとして出演し、「Hands of Gold」という歌も披露していた。エドの大ファンであるアリア役のメイジー・ウィリアムズたっての希望により実現したカメオ出演で、戦争や継承争いの非情さを描く同作では珍しい、穏やかで心温まるワンシーンだった。
最終章となる予定のシーズン8にエド本人は登場していないが、会話から彼のキャラクターの運命が明らかになっている。ターガリエン家とラニスター家が繰り広げた血まみれの戦いについて、傭兵ブロンが、売春宿で3人の娼婦たちと会話を交わす。デナーリス・ターガリエンのドラゴンが炎を吐くなど、凄惨を極めた戦場では多数の兵士が死傷したが、娼婦たちは、“あの赤毛の”、“エディーって男の子”は、“顔が全部きれいに焼け落ちて帰ってきたよ。あいつ、もうまぶたがないんだよ”、“まぶたがないとどうやって寝るの?”などと噂している。
昨年バズフィードとのインタビューでエドは、賛否を巻き起こした自分のキャラクターのその後について、「僕のキャラクターがどうなってほしいって“GoT”のファンが願っているかは知ってるよ。多分めちゃめちゃむごたらしい形で殺されてるって思ってるんだろうけど、僕は自分のキャラクターはまだどこかで生きてると思う。どこかでのんびりしてると思うよ」と述べ、「“GoT”に出演したのは楽しかったけど、あの回で死なせてくれた方が良かったと間違いなく思う。その方が、あれが気に入らなかった人たちのための贖罪になってたよね」と自虐的に話していた。
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