2019/04/14
4月15日付のBillboard JAPAN Top Single Sales(集計期間2019年4月1日~2019年4月7日)で、King & Prince『君を待ってる』が400,315枚を売り上げ、1位を獲得した。
『君を待ってる』は前作『Memorial』以来6か月ぶりとなるKing & Princeの3作目のシングル。前々作、前作に引き続き、3作連続で発売初週1位となった。ここでは、SoundScan JAPAN の発売以来累計を使用して過去2作の売上推移から今作の売上がどれくらい伸びそうかを予想してみる。
まずグラフ1(http://www.billboard-japan.com/d_news/detail/74727/2 )に発売2週目以降の売上推移を示す。前々作『シンデレラガール』の方は発売から約11ヶ月経って毎週7~800枚辺りに落ち着きそうな様子が見えてきた。前作の発売時や年末の紅白出場直後など、新たなファンを獲得したとみられるタイミングで小さなピークを何度も描きながら減衰しており、今作発売時にも売上は上昇しているものの、やや反応が鈍くなってきている。
一方、前作『Memorial』の方はまだ収束の気配は見えない。今作発売時にも売上の上昇が顕著だ。まだまだファンが増え続けているのであろうことがうかがえる。
次にグラフ2(http://www.billboard-japan.com/d_news/detail/74727/3 )に累計の売上推移を示す。『シンデレラガール』に比べて『Memorial』の売上が少ないが、『シンデレラガール』には発売記念イベントの応募用シリアルナンバーが付いていたため、多くの複数買いを招いたからだと考えられる。実際、イベント応募が絡まない『Memorial』と『君を待ってる』の間にはそれほど大きな乖離はなく、6ヶ月の間に獲得してきたファンの分だけ増えていることがわかる。
だんだんと固定ファンが増えるにつれ初週の売上は大きく、翌週以降の伸びが小さくなると考えられる。あくまでも数字だけ見ての話だが、30週程度が経過した頃には49~50万枚まで伸びるのではないだろうか。
ところで、同チャートにおいては『Memorial』が17位、『シンデレラガール』も41位にチャートインしているが、これは今作が発売されたから、というわけではなかった。どちらも発売以来毎週、Top Single Salesにチャートインし続けているのだ。これはなかなか難しいことだと言えよう。
これからは『君を待ってる』も含めて3作、いつまでチャートインし続けるのか、今後の動向に注目したい。
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