2012/10/01
来年1月にメジャーデビューが決まった小生意気なアイドルユニット Cheeky Paradeが、9月23日に幕張メッセで行われていた【東京ゲームショウ2012】内で開催された『IDOL☆J@M』のイベントに出演した。
<グループの垣根を超えた“総選挙”?>
GREEブースで行われた今回のイベントの主旨は、100名以上のアイドルが登場するカードゲーム『IDOL☆J@M』で実施していた投票イベントの結果発表を行うというもの。投票は各メンバー1人1人が対象となるため、いうなればグループの垣根を超えた総選挙だ。しかもこの日のステージに登場できるのは上位に選ばれた面々が所属するグループのみとあって、ゲーム内では各ファン同士の白熱した戦いが繰り広げられていた。
そしてイベント当日、『IDOL☆J@M』ステージに登場したのはチキパに加えて、SUPER☆GiRLS、東京女子流、そしてアイドリング!!!の計4組。お笑い芸人 トミドコロが司会を務める中、彼女たちも会場のファンと一緒にTOP40の発表を見守った。
<1位はデビュー前グループの最年少メンバー>
さらに、上位4人に選ばれたアイドルには副賞として、金のバラとディズニーリゾートの年間フリーパスが授与されることに。4位 新井ひとみ(東京女子流)、3位 横山ルリカ(アイドリング!!!)、2位 後藤郁(アイドリング!!!)。上位が発表されるたびに歓喜の声が上がる中、この日一番のサプライズとなったのが、Cheeky Paradeでも最年少12歳のメンバー 鈴木真梨耶が1位を獲得したことだ。
発表の瞬間、驚きの余り表情が固まり、腰を抜かして床に座り込んでしまった彼女。チキパのメンバーは同朋の快挙に喜びを爆発させ、会場からはこの日一番の歓声が上がる。当人はしばらく放心状態が続いたが、それというのも途中結果が確認できる段階では12位だったらしく、中盤に名前が無かったことから若干諦めていたそうだ。
同じ事務所の先輩であるSUPER☆GiRLSをはじめ、人気アイドルが揃う投票イベントでメジャーデビュー前の新人アイドルが1位を獲得することは正に快挙。投票してくれたファンや投票を呼びかけてくれたメンバーに感謝しつつ、鈴木真梨耶は最高の笑顔で戴冠を喜んだ。
<先輩 SUPER☆GiRLSが示した意地>
そして最後に特筆しておきたいのが、上位4人にメンバーが入らなかったSUPER☆GiRLSだ。ランキング発表後、「ちょっと待ったー!」と進行を妨げたリーダーの八坂沙織は、敢えてそこに触れつつ「(5位の)私にも何か下さい」とトミドコロに直訴。会場の笑いを誘って存在感を示すと、その後のミニライブでは新曲「赤い情熱」を初お披露目して会場を熱気に包み込んだ。歌唱時の各メンバーの表情にも気合いが漲っており、先輩としての意地を感じさせる好アクトを見せたのだ。
スパガとチキパは、共にavex初のアイドル専門レーベル iDOL Streetに所属するアイドル。今回の投票には、彼女たちの後輩にあたるストリート生もTOP40内にランクインする奮闘を見せている。
SUPER☆GiRLSは前述の「赤い情熱」を10月26日にシングルリリース、Cheeky Paradeも来年1月にメジャーデビューが決定した。かつてAKB48ファミリーやハロー!プロジェクトに並びたいと豪語した彼女たちだが、“iDOL Streetを第3のアイドル王国に”という夢は現実に近付きつつあるようだ。
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