2019/03/28
『APPLE VINEGAR -Music Award-』の受賞作品が発表された。
後藤正文(ASIAN KUNG-FU GENERATION)が2018年に立ち上げた『APPLE VINEGAR -Music Award-』は、新進気鋭のミュージシャンが発表したアルバムに贈る作品賞。今回は後藤正文、日高央(THE STARBEMS)、福岡晃子、Charaが審査員を務めた。
大賞を受賞したのは中村佳穂の『AINOU』。このほか特別賞にKID FRESINO『ài qíng』、GEZAN『Silence Will Speak』、折坂悠太『平成』の3作が選出された。『APPLE VINEGAR -Music Award-』の特設サイトでは、選考会と大賞決定の模様が公開されている。
選考会の最後に後藤は、「…僕は農業改革をしているイメージなんですよね。土から豊かにしていくような。こういう賞によって、草の根的な循環を作って、いい土ができたらいいなと思います。だから、10年続けて、こうした循環のなかから芽を出す人が増えたら、きっと楽しいだろうなと思います。今回は、どの作品も素晴らしくて、一つに選ぶのは大変でしたけど、でも、今年も素晴らしい作品と審査員に恵まれました。ありがとうございました」と語っている。
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