2019/03/26
2019年3月21日に開催された【DOWNLOAD JAPAN 2019】で、日本で約4年ぶりのライヴを披露したスウェーデン出身のバンド=ゴーストが、自身初となる日本でのサイン会&撮影会を東京・タワーレコード渋谷店で行った。
最新作『プレクウェル』(2018)が、米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”3位、【第61回グラミー賞】2部門ノミネート、欧米のツアーはアリーナ会場と、この4年半で世界での評価と人気は急上昇しており、久々の日本での“儀式”(ライヴ)開始直前には大きな熱が押し寄せていた彼ら。
仮面をつけたバンドが位置につき、フロントマンの“コピア枢機卿”(Cardinal Copia)が登場すると、オーディエンスは大歓声で歓迎。コピア枢機卿も「トーキョー」と何度もオーディエンスに呼びかけ、「来日できて本当に嬉しい」と言い、バンドと共にヘヴィでポップな曲を繰り出した。フェスのため、フル・セットではないとはいえ、ゴーストの荘厳な世界観が反映されたステージ・セット、パイロや紙吹雪(コピア枢機卿の顔が印刷された666ドル紙幣プリント)も駆使され、終盤にはオーディエンスは自然に手拍子で盛り上げていた。「前回の来日から5年もかかったけど次はそんなに待たせない」というコピア枢機卿の言葉を信じ、次回はフル・セットのライヴにも機会したい。
【DOWNLOAD JAPAN 2019】の翌日3月22日には、タワーレコード渋谷店で自身初となる日本でのサイン会&撮影会が行われた。サイン会参加券は、発表後すぐに上限枚数に達し、顔にペイントを施したファンやゴーストのTシャツを纏ったファン、バンド・メンバーのネームレス・グールズの仮面を被った5歳の男の子なども参加した。コピア枢機卿は全員に対して紳士的にサインと握手や撮影などを行い、参加者全員が大盛り上がりとなった。その後、コピア枢機卿は渋谷交差点に現れ、写真撮影を行い、今回の来日最終日の夜を締めくくった。
ゴーストは、メタリカの【WORLDWIRED TOUR 2019】ヨーロッパ・スタジアム・ツアーのサポート・アクトに決定している。メタリカは、2018年にスウェーデンの権威ある音楽賞<ポーラー音楽賞>を受賞したが、その授賞式でゴーストは他のスウェーデンのアーティストと共に「エンター・サンドマン」のカヴァーを披露している。
Live Photo: Yuki Kuroyanagi
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