2019/03/22
2019年2月に性的虐待容疑で逮捕されたR.ケリーが、4月にドバイで仕事をするため出国許可を申請していることが明らかになった。
米イリノイ州クック郡巡回裁判所に提出された申し立てによると、ケリーは逮捕後に米国内での仕事が激減したため、経済的に困窮しているという。レコード会社から契約を解除され、米イリノイ州で予定されていた複数のライブがキャンセルになり、ストリーミング・サービスから楽曲が削除されたことから、養育費や弁護料の支払い、さらには生活にも苦労していると書類に記載されている。
このような理由から、ケリーは逮捕される前から4月に予定されていたドバイでのコンサートを開催させてほしいと求めている。現地で最大5回ライブを開催するほか、アラブ首長国連邦の王族とも面会する予定だそうだ。
申請書には、「(ケリーは)働けず、それ故に米イリノイ州、ひいては米国に閉じ込められたままだと生計が立てられない。ケリー氏は収入を稼ぐ必要がある」と記載されている。また、「アラブ首長国連邦には米国との犯罪者引渡条約がないが、逃亡者(となった場合)のケリーを匿うことで良好な二国間関係を危うくするようなことは決してない」とも書かれている。
現地時間の3月22日に行われる裁判前審問で出国についての判断が下される予定だ。申請書によると、ケリーは2008年の児童ポルノ公判前にも移動が認められ、必ず裁判前審問に出席したと記載されている。前回の裁判では陪審員が彼に無罪の判断を下している。
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