2019/03/22
クエンティン・タランティーノの最新作『Once Upon a Time in Hollywood』の邦題が『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』となり、ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント配給により今秋日本公開されることが決定した。
2015年の『ヘイトフル・エイト』から4年ぶり、9作目の長編監督作となるタランティーノ新作は、『ジャンゴ 繋がれざる者』 (2012)でタランティーノ監督作初出演となったレオナルド・ディカプリオと、『イングロリアス・バスターズ』(2009)で同監督作初主演を果たしたブラッド・ピットの2大スターの豪華顔合わせが注目を集めている話題作。舞台は1969年のロサンジェルス。詳しいストーリーはまだ明かされていないが、ハリウッド黄金時代の最後の瞬間を、タランティーノ製作、脚本、監督で描いている。タランティーノは脚本に5年の歳月を費やし、郷愁とリスペクトを込めて、実際に自分が育った当時のハリウッド、そしていまや失われてしまったハリウッドを執筆したという。
今回公開された海外版ティザーポスターの1枚目のポスターは、ともにタランティーノ作品でその演技力を大いに飛躍させたレオナルド・ディカプリオとブラッド・ピットの2ショット。2枚目は、当時絶頂の人気を誇っていた女優シャロン・テート役のマーゴット・ロビー。『アイ、トーニャ 史上最大のスキャンダル』でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされたマーゴットが、今回はタランティーノ映画のミューズに選ばれ、輝くようなブロンドと、60年代ファッションに身を包んだしなやかな肢体を披露している。
そして特報(https://youtu.be/uuD0l0B5vw4)には、ハリウッドで俳優として再び栄光を取り戻そうとしているちょっと落ち目のTV俳優リック・ダルトン(レオナルド・ディカプリオ)と、長年彼のスタントマンを務めているクリフ・ブース(ブラッド・ピット)が登場。クリフがブルース・リーらしき東洋人とカンフーアクションを撮影するシーンや、共演した子役の少女に「私が生きてきた中であなたは 最高の役者よ」とささやかれリックが涙ぐむ姿などが描かれている。
また、今回映像には登場していないが、先日急逝した『ビバリーヒルズ高校白書』のルーク・ペリーも本作に出演しており、映画作品としては遺作となっている。そのほか、アル・パチーノ、ブルース・ダーン、ダコタ・ファニング、ジェームズ・マースデン、ティム・ロス、マイケル・マドセン、カート・ラッセル、エミール・ハーシュ、ティモシー・オリファント、ダミアン・ルイスなどの新旧実力派が脇を固めている。
◎公開情報
映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』
2019年秋 全国ロードショー
配給・宣伝 ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
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