2019/02/28
2019年3月15日より全国公開となる映画『まく子』の主題歌として高橋優が書下ろした「若気の至り」のストーリーフィルムが公開された(https://youtu.be/TA4GX5ppbK8)。
西加奈子が第152回直木賞(『サラバ!』)受賞後、一作目として書き下ろした小説『まく子』。児童小説では異例の累計55,000部の売り上げを記録し、幅広い世代から愛される西の世界観を、本映画では見事に感動作として昇華させた。思春期を生きるひなびた温泉街の旅館の息子サトシの葛藤と、美しい少女ココズエとのせつない初恋を軸に、家族を愛しつつも浮気をしてしまう父親、それを知りながら明るくふるまう母親、道ならぬ恋をする若い女性、訳ありの親子など、小さな町のどこか不器用な人々を映し出す。
今回解禁になった「若気の至り」のストーリーフィルムは、楽曲の世界観を表現した淡い青春模様をドラマ仕立てに仕上げ、出演にはドラマ『半分、青い。』や、映画『春待つ僕ら』『サムライマラソン』などに出演、高橋優が主催する【秋田 CARAVAN MUSIC FES】にも訪れるなど親交がある今注目の若手俳優・小関裕太と、映画『ミスミソウ』や、ドラマ『幸色のワンルーム』で主演を務めるほか、『ロッテ・ガーナミルクチョコレート』のCMキャラクターとしても注目される若手女優・山田杏奈が出演している。
映像は卒業式終わりの男女グループの帰り道の様子から始まり、メインキャスト2人やグループの間での淡い青春模様を回想シーンを盛り込みながら展開。楽曲に寄り添いながら約6分程の映画を感覚を味わえる特別なストーリーフィルムとなった。
※草なぎ剛の「なぎ」は弓へんに前の旧字体、その下に刀が正式表記
※山崎光の「さき」はたつさきが正式表記
◎高橋優 コメント
今ここにはないけれど間違いなくそこにあったもの。
ただ二、三文字で片付けたくはない心模様。とても大切なはずなのにフと全て消えてしまいそうな儚げなもの。
そういった風景を詰め込んだようなこの映像作品を、自分の楽曲「若気の至り」と共にご覧いただけることを光栄に思います。
小関裕太くんと山田杏奈さんの気持ちの移り変わり、季節の移り変わりを想起させる表情のなせる技に感服です。
◎小関裕太 コメント
<映画『まく子』について>
空の色や。落ち葉の色や。光の色から感じ取られるのは、淡く、儚い恋のような、夢のような一瞬一瞬でした。この映画を見ながら飲むコーヒーの味わいを色鮮やかにしてくれるやさしい作品です。
<「若気の至り」ストーリーフィルムについて>
高橋優さんの大ファンである、小関裕太です。まずこの曲が入っているアルバム『STARTING OVER』が色んな感情や音が行き交う最高のアルバムなのですが、実はその中でも僕が特に好きだったのが、この「若気の至り」だったのです。出演が決まって嬉しくて心が震えました。夢が叶いました。
優さんの曲は色々な捉え方ができるので、この曲を初めて聴いた時の僕なりの解釈もありましたし、映画『まく子』も観て、主題歌としての解釈もありましたが、今回発表されたストーリーフィルムの解釈もとってもフィットしていて切なくて素敵です。ぜひ楽しみにしていただきたいです。
◎山田杏奈 コメント
以前から聴いていた高橋優さんのストーリーフィルムに出演させて頂けて本当に嬉しいです。曲を最初に聴いた時に、学生ならではの瑞々しさやもどかしさが迫ってきて胸が苦しくなるような不思議な感覚になりました。小関裕太さんに引っ張っていただき、当時の空気感を感じていただける映像になっていると思います。
◎公開情報
『まく子』
2019年3月15日(金)テアトル新宿ほか全国ロードショー
出演:山崎 光、新音、須藤理彩/草なぎ 剛
原作:「まく子」西加奈子(福音館書店 刊)
監督・脚本:鶴岡慧子
主題歌:高橋 優「若気の至り」(ワーナーミュージックジャパン/unBORDE)
(C)2019「まく子」製作委員会/西加奈子(福音館書店)
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