2019/02/16 11:00
今週の洋楽まとめニュースは、現地時間2月10日に米LAのステイプルズ・センターで開催された【第61回グラミー賞】授賞式の話題から。最多受賞はチャイルディッシュ・ガンビーノとケイシー・マスグレイヴスで、それぞれ4部門を受賞。チャイルディッシュの「This Is America」は<最優秀ミュージックビデオ賞>を獲得しており、監督を日本人ヒロ・ムライが務めた事も大きく報じられた。楽曲がノミネートされていたBTS (防弾少年団)はプレゼンターとして登壇し【グラミー】の舞台に立った初の韓国出身アーティストになった。また、司会のアリシア・キーズをはじめ、ジャネール・モネイ、H.E.R. デュア・リパ&セイント・ヴィンセントなど女性アーティストのパフォーマンスも強い印象を残す式典となった。
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【第61回グラミー賞】H.E.R.の『H.E.R.』が<最優秀R&Bアルバム賞>受賞、プレゼンターは、BTS (防弾少年団)
【第61回グラミー賞】ポスト・マローン&レッチリがコラボ・パフォーマンス、21サヴェージの参加はなし
【第61回グラミー賞】BTSがプレゼンター登壇、韓国初のグループに
【第61回グラミー賞】カーディ・Bの『Invasion Of Privacy』が<最優秀ラップ・アルバム賞>受賞
【第61回グラミー賞】 デュア・リパが<年間最優秀新人賞>受賞
【第61回グラミー賞】デュア・リパ&セイント・ヴィンセント、コラボで双子ルックに
【第61回グラミー賞】チャイルディッシュ・ガンビーノの「This Is America」が<年間最優秀レコード賞>受賞
【第61回グラミー賞】ケイシー・マスグレイヴスの『Golden Hour』が<年間最優秀アルバム賞>受賞
【第61回グラミー賞】司会アリシア・キーズ、“自分が書いた曲だったら”メドレー披露
【第61回グラミー賞】ケイシー・マスグレイヴス、デュア・リパ、「This Is America」MV監督ヒロ・ムライら受賞コメントが到着
BTS (防弾少年団)、夢の舞台【グラミー】に「また戻ってくる」
BTS (防弾少年団)、【グラミー賞】レッド・カーペットでファンに感謝 ニューALにも言及
デュア・リパ、ニューALは「もうすぐ」&セイント・ヴィンセントは「最高」とコメント
【第61回グラミー賞】効果でD.パートン/K.マスグレイヴス/H.E.R./B.カーライルらのストリーミングが大幅に増加
ライアン・アダムスが元妻のマンディ・ムーアや若手アーティストのフィービー・ブリジャーズを含む複数の女性により米紙ニューヨーク・タイムズで告発された。現地時間2月13日に公開された記事では、アダムスが女性たちを口説く前にキャリアアップの手助けを申し出て近づき、親しくなってからは私生活を支配しようとし、場合によっては破局した際に報復まで行い、性的嫌がらせ・精神的虐待・操作的行動などの被害を及ぼしたと報じられている。記事公開後に彼は「僕は完璧な男ではないし、多くの間違いを犯してきた」、傷つけてしまった人には「深く、素直に謝る」とツイートしたが、一方で記事の内容については不正確だと反論している。
ライアン・アダムスに性的不品行や精神的虐待疑惑 元妻マンディ・ムーア/フィービー・ブリジャーズらが告発
ライアン・アダムス、性的不品行疑惑で新作のリリースが保留と報道
不法滞在容疑でアメリカ合衆国移民・関税執行局(ICE)に逮捕されていた21サヴェージが、保釈金の支払いが認められ、現地時間の2月13日に解放されることになったと、弁護団が明らかにした。今後の処遇はこれから開始される国外退去の審理で最終的に決定される。以前に支持を発表していたジェイ・Zは、自社ロック・ネイションから弁護士を派遣するなど協力を行い、今後も支援を続けると声明を出している。また、【第61回グラミー賞】では「ロックスター feat. 21サヴェージ」のパフォーマンスを披露したポスト・マローンが、“Free21Savage”(21サヴェージを解放しろ)と書かれたTシャツを着用していた。
21サヴェージ保釈金を支払い解放へ、ジェイ・Zの弁護士も協力
21サヴェージのマネージャー、【グラミー賞】で「彼のヴァースを披露する、または支持をステージで表明してくれるよう数名のアーティストに打診した」と語る
さて、今週の米ビルボード・アルバム・チャートは、ア・ブギー・ウィット・ダ・フーディの『Hoodie SZN』が返り咲きで通算3週目の首位獲得を果たした。本作は2019年1月5日付チャートで2位デビュー。1月19日付チャートでNo.1に立ち、彼にとって初の快挙を達成した。翌週に連覇を果たした後に順位をさげてしまったが、それでも安定したポイントでTOP3をキープし、今週3週ぶりに首位に復帰した。不法滞在容疑で逮捕されたニュースで注目が高まった21サヴェージの新作 『I Am > I Was』は先週の8位から2位にジャンプアップ。また、TOP10内を『アリー/スター誕生 』のサウンドトラック以外の9作がヒップホップ勢によるアルバムが占める結果となった。
【米ビルボード・アルバム・チャート】ア・ブギー・ウィット・ダ・フーディ首位返り咲き、21サヴェージ急上昇
今週の米ビルボード・ソング・チャートは、アリアナ・グランデの「7リングス」が3週目の1位を獲得。デジタル・セールス・チャートで先週より7%増、エアプレイ・チャートでは21%増となるなど先週からポイントを上昇させた。2月8日に5thアルバム『thank u, next』と同日リリースされた新曲「ブレイク・アップ・ウィズ・ユア・ガールフレンド・アイム・ボアード」のMVも公開初日で3,000万視聴を突破するなど好調で、アリアナはYouTubeチャンネル登録者数が最も多い女性アーティストにもなっている。マシュメロ&バスティルの「ハピアー」は世界的人気のゲーム『フォートナイト』内で開催されたヴァーチャル・ライブの反響で先週の8位から2位に順位を上昇させた。
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