2012/09/26
50年以上の歴史を誇るビルボードの全米シングル・ヒット・チャート“Hot 100”。1958年8月4日に同チャートがスタートして以来、数多くのアーティストたちがヒット曲を送り込んできたが、ついにラッパーのリル・ウェインがエルヴィス・プレスリーの歴代ランクイン記録に並ぶ偉業を達成した。
リル・ウェインは、2チェインズと共にフィーチャリング・アーティストとして参加したジューシィ・Jの「バンズ・ア・メイク・ハー・ダンス」にて、9月29日付の最新“Hot 100”で71位に初登場。プレスリーが持っているチャート史上最高の通算ランクイン記録(男性部門)108曲に追いついた。これは、TVサウンドトラック『グリー』シリーズの“204曲”を除くと、単独アーティストとしても1位となる大記録だ。ちなみに、3位にはジェームス・ブラウンの91曲、4位はレイ・チャールズの74曲、5位はエルトン・ジョンの67曲となっている。
ウェインは先ごろ、自身のシングル「ノー・ウォーリーズ feat.ディテイル」をランクインさせ(2週目は96位から58位へジャンプ・アップ)、あと1曲に迫っていた。
ただ、リル・ウェインの場合、自身のリード作だけを抽出すると42曲で、残りの66曲はフィーチャリング・アーティストとして参加したもの。プレスリーは全曲が自身のリード作だ。また、自身の曲でNo.1を獲得したのは2008年の「ロリポップ」のみで、フィーチャリング参加曲ではジェイ・シーンの「ダウン」でNo.1を獲得している。プレスリーはこの108曲に加え、“Hot 100”以前にエアプレイ/セールス/ジュークボックスの記録を総合したビルボード旧チャートで31曲をランクインさせていた。
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