2019/02/14 15:00
1959年1月に米デトロイトで設立されて以来、スティーヴィー・ワンダー、ジャクソン5、スモーキー・ロビンソン、シュープリームス等のトップ・アーティストを輩出し続けるソウル・ミュージックの金字塔<モータウン・レコーズ>。
2019年は、<モータウン・レコーズ>設立60周年という記念の年ということもあり、この周年を祝うべく【グラミー賞】を主催するレコーディング・アカデミーが今年の【グラミー賞】の2日後の現地時間2019年2月12日に【Motown 60: A GRAMMY Celebration】を開催した。
スティーヴィー・ワンダーやダイアナ・ロス、ボーイズIIメンなど、<モータウン・レコーズ>を代表するアーティストに加えて、ジョン・レジェンド、ペンタトニックス、NE-YOといったスターたちも出演した、このライブの模様は米CBSにて4月21日に放送される。
現地時間2月10日に行われた【第61回グラミー賞】のオープニングには、ミシェル・オバマ元米大統領夫人がレディー・ガガ、ジェニファー・ロペス、ジェイダ・ピンケット=スミスとともにサプライズ登場。
ミシェル・オバマがスピーチの最初に「モータウンのレコードから/ From Motown Record」と言った瞬間に会場は大歓声につつまれ、歓声が収まるまで25秒ほどかかるぐらいの大盛り上がりに。その後に、「(出身地の)シカゴのサウス・サイドで擦り切れるほど聴いたモータウンのレコードから、この10年私を力づけてくれた女性のための応援歌の数々まで、音楽は常に私の物語を伝える手助けをしてくれました。そして今日ここにいる皆さんも、カントリー好きであれ、ラップ好きであれ、ロック好きであれ、音楽が尊厳と悲しみ、そして希望や喜びを分かち合う手助けをしてくれているのは同じだと思います。音楽は他者の意見を聞き入れ、受入れる機会を与えてくれます。音楽は歌声、音符、曲に詰まった物語それら全てに価値があります。そうでしょ、レディーズ?」とスピーチをし、会場は大歓声に包まれた。このオープニングの模様はYouTubeでも公式動画が公開されており既に800万回以上再生されている。
また、モータウンに影響を受けたと公言するミシェル・オバマが、モータウンの楽曲を選曲したプレイリスト『Becoming Motown』も発表。昨年、自身の回顧録『BECOMING』を出版し、大ヒットを記録している彼女だが、今回のモータウンのプレイリストはこの著書と同様、彼女の人生を反映したプレイリストとなっている。加えて、バレンタイン・デーに合わせてモータウンのラブ・ソングを集めたプレイリスト『Motown For Lovers』も公開となっている。
◎Alicia Keys, Michelle Obama, Lady Gaga Open The 2019 GRAMMYs
https://youtu.be/uqrBK9wmHl8
◎『Becoming Motown』プレイリスト
Apple Music:https://itunes.apple.com/us/playlist/becoming-motown/pl.203d2008f521489b9b8150709db06d44?app=music
Spotify:https://open.spotify.com/user/motown_records/playlist/0USHdwlzSP5QLgBS7x3Bww
YouTube:https://www.youtube.com/playlist?list=PLU0v67PU9B3czOrsHgrOtx7eIyPJ9bSPl
AWA:https://mf.awa.fm/2UWxUqk
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