2019/02/13
不法滞在容疑でアメリカ合衆国移民・関税執行局(ICE)に逮捕された21サヴェージが、保釈金の支払いが認められ、現地時間の2019年2月13日に解放されることがわかった。
2月12日に彼の弁護団がFacebookで明らかにしたもので、彼の処遇はこれから開始される国外退去の審理で最終的に決定される。弁護士のCharles Kuck、Dina LaPolt、Alex Spiroは連名で、「これまでの長い9日間、世界に21サヴェージとして知られているShe’yaa Bin Abraham-Joseph(シェヤー・ビン・エイブラハム=ジョセフ)を代表し、われわれは彼の実際の法的地位や保釈金(を支払う)資格についてICEと話をし、地元と社会に対する彼の並外れた貢献の証拠を提出してきた」と綴り、「彼が出演しパフォーマンスを披露する予定だった【グラミー賞】の開催に続くこの24時間に、われわれはシェヤーの簡易審理が認められたという通知を受け取った。彼は本日保釈金を支払って解放された。自由を勝ち取ったのだ」と報告している。
またFacebookの投稿には、21サヴェージからファンに向けたメッセージとして、「彼は【グラミー賞】には出席しなかったが心では参加し、世界中からの支持に感謝している。彼はこれまで以上に、愛する者たちの側で、人々を結び付ける音楽を作り続ける用意がある。彼はこの試練を、そして一緒に拘留され、またはこの国中で不当に監禁されている、父親たち、息子たち、家族、そして無名の人々を忘れないだろう。皆さんにも彼らを思い、考えてもらえるよう彼は願っている」と記載されている。
21サヴェージを支持する声明を発表していたジェイ・Zは、自社ロック・ネイションから敏腕弁護士Alex Spiroを派遣していた。彼は、「拘束されていた21サヴェージが、保釈金を支払って解放され、子どもたちと再会できることを喜んでいる。われわれは今後も21サヴェージ、そしてこの国の破綻した移民政策により不当に犠牲になり続けている家族たちを支援し続ける」と声明でコメントしている。
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