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2019/02/09

『アクアマン』主演ジェイソン・モモア、強面ワイルド系ヒーローのプライベートはナイスパパ

 現在公開中の映画『アクアマン』で、あらゆる海洋生物を操ることができる主人公アクアマンを演じたジェイソン・モモアの意外な一面が明らかとなった。

 人間として育てられた海底帝国アトランティスの血を引くアクアマンは、人間の150倍もの力があり、時速160キロで泳ぐことができるという、規格外の能力の持ち主だ。見た目はとっつきにくい“ワイルド系ヒーロー”アクアマンを演じるのは、大ヒットTVドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』のカール・ドロゴ役でブレイクしたジェイソン・モモア。その見た目と役柄からワイルドなイメージが強いジェイソンだが、監督のジェームズ・ワンは「僕は、彼がロマンチック・コメディを演じているところさえ想像出来るよ!」と意外にもロマコメもイケることを明かす。「僕が彼について皆に言いたいことは、どれほど彼が面白い人物なのかということ! 彼はとてもカリスマ的で個性に溢れていて、ユーモアがある。僕はそういう彼のキャラクターをこの映画の中でも表現したかったんだ。でも彼が普段演じている役柄でないことも分かっていた。だって彼はカール・ドロゴだろ? 彼はドロゴみたいな怖そうな役には慣れているからね。でもこの作品で、世界の人々は彼がとても好感の持てる主役を演じることに向いている俳優だということが、よく分かると思うよ」と、ジェイソンが見た目とは裏腹なナイスガイであることを明かしている。

 ジェイソンの好感度を上げるこんなエピソードがある。レニー・クラヴィッツの元妻リサ・ボネットとの間に生まれた二児の父であるジェイソンは、オーストラリアのゴールド・コーストでの撮影中、昼休憩のたびに子供たちに会いに行っていたという。ジェイソンは「今回はゴールド・コーストでも撮影をしたんだけど、僕の子供たちもいたんだ。そして近くにはワーナー・ブラザース・ムービー・ワールドがあったんだ。だから子供たちと一緒によく乗りにいったんだよ!」と忙しい撮影の合間を縫って子供達と楽しく過ごしたようだ。

 筋骨隆々で少し強面だが、ユーモアがあり、家族をこよなく愛するジェイソンの本当の姿は、実はこの映画には絶対に欠かせない要素のひとつでもある。監督は「この映画には家族のテーマがあるんだ。アクアマンの母アトランナ(ニコール・キッドマン)と灯台守の父の間にアクアマンは生まれる。そしてその2 人の愛のドラマが、アクアマンのヒーローとしての旅路には欠かせないものになるんだよ」と、本作が家族の絆の物語になっていることも明かしている。


◎公開情報
『アクアマン』
公開中
監督:ジェームズ・ワン
出演:ジェイソン・モモア、アンバー・ハード、ニコール・キッドマンほか
配給:ワーナー・ブラザース映画
(C)2018 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved “TM & cDC Comics”

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