2019/01/15
20歳のシンガーソングライター・にゃんぞぬデシが14日、東京・Shibuya eggmanにて、ワンマンライブ【にゃんぞぬデシ 成にゃん式ワンマンライブ~会場はにゃんぞぬランドです~】を開催した。
開演前のフロアには、彼女がこの日のために収録したというオリジナルのラジオ番組『にゃんぞぬデシの猫じゃらし』が流れ、「にゃんぞぬデシが愛する音楽特集」というテーマで、キリンジやスピッツ、大貫妙子やThe Jacksons、Deniece Williamsらの楽曲が紹介され、ライブ前の待ち時間から観客を楽しませた。
バンドを従えて、真っ赤なワンピースで登場した彼女は、高校生時代に作った「ハッピーエンド建設中」で勢いよくライブをスタートさせると、「にゃんぞぬデシと申します。どうぞよろしくお願いいたします」と挨拶。最新ミニアルバムに収録された「am:pm」では、クールで大人っぽい表情やダンスも披露し、多彩な表現力を見せつけた。
最初のMC では、自身のアーティスト名について「小1の時にお祭りの帰りに出会い、一緒に暮らしていた猫の“にゃんぞう”が可愛くて賢くて尊敬していたので、その弟子になりたいと思って、“にゃんぞうのでし”から“にゃんぞぬデシ”になりました」と解説。その後、彼女はアコースティックギターの弾き語りとピアノのみのアコースティック編成で、「蒼い制服」や「げんかん」を情感たっぷりに歌い上げ、観客を一気に楽曲の世界へと引き込んだ。
続くMCでは、成人式にライブをすることになった理由に触れ、「祝日だからみんな来やすいと思って、絶対にワンマンをやりたいと憧れていたeggmanを予約したんですが、その2週間後に成人の日だってことに気づきました。でも、成人式より何億倍も楽しいです! にゃんぞぬデシ、成人しました!」と高らかに声をあげると、場内からは「おめでとう」の声と大きな拍手が広がった。
ライブ中盤には、松任谷由実の「DESTINY」をカバー。さらに、「年末に15曲くらい作った中ですごい気に入ってる歌」という新曲「決まってる」をドラマチックに歌唱すると、「気分予報士」、「赤点ロマンチック」、「泣く子も笑う」と立て続けに披露し、フロアの熱気は最高潮に達した。
そして、本編最後の曲を前に「ギターを始めたばかりの頃は、こんなにたくさんの人がライブに来てくれる人間になれるとは思ってもみませんでした。本当にありがとうございます」と感謝の気持ちを伝えると、「新たな目標ができました。2020年までに目の前にある渋谷公会堂でライブをやるって決めました」と決意表明。最後はアップテンポの「同じ空の下どころか」で会場を盛り上げ、観客と一体となった3回のジャンプで締めくくった。
アンコールでは、自身の晴れ着姿を顔抜きしたパネルを持って登場し、記念撮影を実施。さらに、「これも今日のために作った新曲」だという「ネコの原理」では、入場時に配られた猫じゃらしを一斉に振りながら、場内の観客が全員猫になって「にゃー」と声をあげるという、ここにしかない光景が広がった。
また彼女は、6月14日に同所にてワンマンライブ【にゃんぞぬデシ ワンマンライブ ネコの集会 ~公園通りで雨やどり~】を開催することを発表。にゃんぞぬデシは、新たな目標に向かって走り続けていく。
◎公演情報
【にゃんぞぬデシ ワンマンライブ
ネコの集会 ~公園通りで雨やどり~】
2019年6月14日(金)東京・Shibuya eggman
<開場/開演>19:00/19:30
<料金>
前売り:2,800円(学生1,300円) ※ドリンク代別
当日:3,300円(学生1,800円) ※ドリンク代別
一般発売:2019年3月23日(土)
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