1月18日に公開される映画『チワワちゃん』に、ダンサーのBambiこと仲万美が女優として出演していることが明らかとなった。

　映画『チワワちゃん』は、チワワちゃんを取り囲む若者たちの回想を軸に進む傑作青春物語。主人公のミキ役には、『愛の渦』のヒロインで注目を浴び、以後、実力派若手女優として数々の作品に出演し続けている門脇 麦。チワワちゃんの元カレ・ヨシダ役には若手最注目俳優の成田 凌、ヨシダの親友カツオ役には2017年に俳優デビューを果たし既に注目作品に引っ張りだこの寛 一 郎、チワワちゃんの親友ユミ役には、同年代女性から支持されモデル・女優として活躍する玉城ティナ、チワワちゃん役には新人ながら大抜擢された吉田志織、さらにチワワちゃんに想いを寄せるナガイ役には、映画・TV・舞台と幅広く活動している村上虹郎と20代の実力派俳優が集結し、等身大の若者を熱演している。

　そして椎名林檎、マドンナなど錚々たるアーティストのバックダンサーを務め、ミュージック・ビデオ、テレビCM、広告、雑誌、ファッションショーなど多岐に渡る活動を行っていたBambiこと仲万美が女優として、本作に出演していることが明らかとなった。Bambiは、椎名林檎のツアーを離れマドンナのワールドツアーに1年半付っきりとなったことから、椎名林檎が「バックダンサーをマドンナに取られた」と発言し、一躍話題に。また、リオ五輪／リオパラリンピックでは椎名林檎が手がけた東京オリンピックPR演出＆閉会式にもダンサーとして登場するなど、世界的に活躍している。

　二宮監督は、キキ役には本物のダンサーをキャスティングしたいと考えており、『チワワちゃん』の世界観を牽引していけるセンスと身体性を兼ね備えた人材をということから仲万美に白羽の矢が立った。さらに仲は本作で振付も担当。挿入歌であるPale Wavesの「Television Romance」でチワワ達が躍るダンスはもちろん、劇中のエキストラの細かい動きも指導している。「ちょっと垢抜けない動きも、彼女の手にかかれば、魔法のようにクールになる！」と、撮影中はその感性に監督も敬服させられっぱなしだったと言う。

　自分の出番に関係なく現場にいた仲は、映画初出演にも関わらず、自然且つフランクな雰囲気で、徐々にまわりのキャストにも頼られるようになっていったとのこと。「人を受け入れる心の受け皿のスケールが誰よりも桁違いに大きい」と監督が語るとおり、撮影終わった今でも、キャスト達の輪の中心的存在になっている。

　演技についても「並外れた身体性、センス、ユーモア。ダンサーとして培ったものは、フィールド変われど、そのまま演者としての果てしない強みになっています。演者にも人としてのハートが問われるなら、万美さんはその点においてパーフェクト。チワワの映画の世界の中に、万美さんがいてくれたことは、本当に強みになりましたし、誇りです」と絶賛されている。

　仲万美のダンサーとしての魅力と女優としての新たな魅力が詰まった『チワワちゃん』は、今週末1月18日に全国公開となる。

◎公開情報
『チワワちゃん』
2019年1月18日（金）全国ロードショー
＜出演＞
門脇　麦
成田　凌　寛 一 郎、玉城ティナ　吉田志織／村上虹郎
仲万美　古川琴音　篠原悠伸　上遠野太洸　松本妃代　松本穂香／成河
栗山千明（友情出演）／浅野忠信
（C）2019『チワワちゃん』製作委員会