2012/09/19 16:30
9月12日発売の3タイトルがトップ争いを繰り広げた今週のHOT100だが、やはりに最後に制したのは大本命KAT-TUNであった。彼らにとって19枚目のシングルとなる「不滅のスクラム」は同じくジャニーズ事務所の安田章大(関ジャニ∞)主演のTBS・MBS系ドラマ『ドラゴン青年団』の主題歌で、タイトル通り“仲間と夢をつかみ取れ!”という絆ソングだ。紆余曲折を経て各メンバーがソロ活動でさらに活躍の幅を広げ、止まることなく躍進し続ける彼ら自身の姿ともシンクロする非常に力強いナンバーとなっている。
首位には一歩及ばなかったものの僅差で2位につけたのはBUMP OF CHICKENの「firefly」。セールスで2位、エアプレイで3位とバランス良くポイントを獲得しているのは、ロックバンドでありながら幅広いファン層に支えられるバンプならではの偉業と言っていいだろう。その背景には、楽曲自体がドラマのストーリーにインスパイアを与え挿入歌としても起用された「天体観測」でブレイクを果たしたのをきっかけに、映画やゲームソフトの主題歌やNHK『みんなのうた』、そして最近では劇場版『ドラえもん』の主題歌などをマルチに手掛け着実にファンを増やしてきた彼らのキャリアがある。8ヶ月ぶりの新曲となる「firefly」も、7月がら放送中のフジテレビ系ドラマ『息もできない夏』の主題歌となっており、彼らの曲がドラマタイアップに起用されたのは「天体観測」以来、そしてドラマ主題歌としての起用は意外なことにこれが初となっている。
3位には今年2月のデビュー以来全てのシングルが上位入りを果たしている女性シンガーソングライター、家入レオの3rdシングル「Bless You」が続いている。同曲は今週のエアプレイチャートを制しており、業界内において彼女が2012年最注目アーティストであることが伺える結果となっている。
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