2018/12/20
今週のCDアルバム売上レポートから2018年12月17日~12月19日の集計が明らかとなり、星野源『POP VIRUS』が206,348枚を売り上げて首位を走っている。
前アルバム『YELLOW DANCER』から約3年ぶりのリリースとなった今作には、2017年のBillboard JAPAN総合ソングチャート【Hot 100】で年間1位を獲得した「恋」、NHK連続テレビ小説『半分、青い。』主題歌「アイデア」など、全14曲が収録されている。本作は、初動3日間で20万枚を超えるセールスを叩き出しており、これは『YELLOW DANCER』の初動3日間売上の倍以上の数字となる。リリース以降じわじわとセールスを伸ばした『YELLOW DANCER』は現在、総売上枚数38万枚を突破。今作も『YELLOW DANCER』同様ロングセラーとなるか、今後の動向に要注目だ。
2位は、BOYS AND MENのベストアルバム『ボイメン・ザ・ベスト』。2010年の結成からメジャーデビュー後の現在に至るまでの代表曲を網羅した本作は、初動3日間で7万枚を超えるセールスを記録している。BOYS AND MENは、2019年1月にナゴヤドームでの単独公演を控えており、本作にもファンと一緒に夢の舞台を盛り上げたいという思いがつまった「男気・夢・音頭」が収録されている。
続いて、声優・斉藤壮馬の1stアルバム『quantum stranger』が16,888枚を売り上げ3位にチャートイン。それを約2,000枚差で追うのが、ヤバイTシャツ屋さん『Tank-top Festival in JAPAN』だ。今年の1月にリリースされた前アルバム『Galaxy of the Tank-top』から短いスパンでのリリースとなったものの、『Galaxy of the Tank-top』の初動3日間売上とほぼ横ばいの14,646枚を売り上げている。本作には、明日21日より公開される映画『ニセコイ』の主題歌「かわE」が収録、また22日には地元・京都のフェス【ポルノ超特急2018】への出演も決まっており、それらが今作のセールスにどう繋がっていくのか注目したい。
また5位には、U-KISS『Glory』が速報トップ5入りを果たした。タイトルの『Glory』には、U-KISSの10年間の活動・音楽、それを愛してくれるファンとの出会いがU-KISSにとって誇りであり、大きな名誉であるという意味が込められている。本作は現在までに、前アルバム『LINK』の初週売上枚数8,519枚を超える11,322枚を売り上げている。
◎Billboard JAPAN アルバムセールス集計速報
(集計期間:2018年12月17日~12月19日)
1位『POP VIRUS』星野源(206,348枚)
2位『ボイメン・ザ・ベスト』BOYS AND MEN(70,108枚)
3位『quantum stranger』斉藤壮馬(16,888枚)
4位『Tank-top Festival in JAPAN』ヤバイTシャツ屋さん(14,646枚)
5位『Glory』U-KISS(11,322枚)
※Billboard JAPANのCDセールスデータは、SoundScan Japanのデータを使用しています。
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