2018/12/07 04:06
2018年のダウンロード・チャート【Billboard JAPAN Download Songs of the Year2018】は、米津玄師の「Lemon」が首位を獲得した。2018年2月26日付けチャートで初登場1位を獲得してから、現在に至るまで、実に41週間もの間にトップ10圏内をキープした「Lemon」は、2位のDA PUMP「U.S.A.」と、3倍以上のポイント差を付けて、堂々の1位に立っている。
DA PUMP「U.S.A.」に続くのは、back number「瞬き」と、星野源の「アイデア」だ。映画『8年越しの花嫁 キミの目が覚めたなら』主題歌の「瞬き」と、NHK連続テレビ小説『半分、青い。』の主題歌である「アイデア」は、どちらも映画とドラマのヒットと比例して、ダウンロード数も多く稼いでいる。
続く5位には、2016年11月9日にリリース配信がスタートした米津玄師の「LOSER」。本曲は2017年の同総合ダウンロード・チャートでは48位であったものの、ちょうど「Lemon」がチャートを賑わせていた今年5月にHonda『JADE』のCMソングに起用され、CMオンエア後に36位から3位へとチャートで急上昇。以降、トップ30圏内をキープし、本年度は昨年から大きくジャンプアップして総合5位にチャートインするという飛躍を見せた。
昨年4位だったDAOKO × 米津玄師「打上花火」も、今年は8位と大健闘。昨年のポイント数からあまり数値を下げていないことから、配信から1年以上が経った今でも高い人気を誇っていることが分かる。そして、9位にチャートインした“ぎぼむす”こと、ドラマ『義母と娘のブルース』の主題歌であるMISIA「アイノカタチ feat.HIDE(GReeeeN)」に続くのは、Mr.Childrenの「here comes my love」だ。今年、全シングルとアルバム楽曲のデジタル配信を解禁したミスチルだが、この曲が収録されたアルバム『重力と呼吸』はフィジカル・リリースのみであるため、本楽曲を聴くにはダウンロードするか、アルバムをフィジカルで購入するかの二択のみ。フィジカル・セールスに繋がる“デジタル配信”も、今後の音楽シーンを潤すある種の手かもしれない。
◎【Billboard JAPAN Download Songs of the Year 2018】トップ10
1位「Lemon」米津玄師
2位「U.S.A.」DA PUMP
3位「瞬き」back number
4位「アイデア」星野源
5位「LOSER」米津玄師
6位「あなた」宇多田ヒカル
7位「ドラえもん」星野源
8位「打上花火」DAOKO × 米津玄師
9位「アイノカタチ feat.HIDE(GReeeeN)」MISIA
10位「here comes my love」Mr.Children
集計期間:2017年11月27日(月)~2018年11月25日(日)
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