2018/11/06 15:54
「待っていてくれてありがとう。ほんとうにありがとう!」
コンサートの終盤、ASKAは感極まり、客席に深く頭を下げた。
11月5日、「ASKA PREMIUM SYMPHONIC CONCERT 2018 - THE PRIDE -」で、5年ぶりにASKAがステージに戻ってきた。
「一番心配なのは、僕の気持ちの高ぶりです。久しぶりにステージに立てるので、こみ上げてくるはず。いかに感情の高ぶりを抑えて、最後までいいコンサートにするか。自分に強く言い聞かせています」2か月前に会ったときにASKAは話していた。
1曲目は「熱風」。ネイビーのスーツにシャツ、ネイビー&ホワイトのタイで現れたASKAは、マイクとの距離をたくみにコントロールして、丁寧に歌っていく。喉の状態はいい。声に力を感じる。マイクから離れても歌は説得力を持つ。そんなASKAのヴォーカルをオーケストラが温かく包み込む。下手側で1人だけラテンテイストのパーカッションが励ますようにリズムを刻む。
「今回のコンサートでは代表曲をずらりと歌います」
本人の予告どおり、名曲・有名曲をずらり。最初のクライマックスは前半に訪れた。ショパンの「雨だれ」を使ったイントロから「はじまりはいつも雨」の歌い出しに、客席の温度がぐっと上がった。涙ぐむ客の姿も。
20分の休憩をはさんで再び現れたASKAは明らかにギアを上げた。声が一気に輝きを増す。「君が愛を語れ」「月が近づけば少しはましだろう」では、天井を突き破るようなロングトーン。
この後ASKAはさらにもう一段ギアを上げた。CHAGE and ASKAの1990年代の代表曲を立て続けに披露。会場のボルテージは最高潮に。ASKA自身も瞳を潤ませているのがわかる。1階から2階へ、オーディエンスが次々と立ち上がる。歌う。こぶしを振り上げる。そんな会場の熱が冷めぬまま終演を迎えた。
ASKA PREMIUM SYMPHONIC CONCERT 2018 -THE PRIDE - はまだスタートしたばかり。ツアーは北海道から九州まで8都市10公演、12月まで発表されている。東京は12月にまだ2公演ある。さらに、12月23日に静岡で追加公演が決まった。2018年はASKA復活のショーで暮れていく。
◎ツアー情報
【billboard classics ASKA PREMIUM SYMPHONIC CONCERT 2018 -THE PRIDE-】
【完売・終演】東京:11月5日(月)東京国際フォーラム ホールA 開演19:00
【完売】大阪:11月14日(水)フェスティバルホール 開演19:00
仙台:11月26日(月)仙台サンプラザホール 開演19:00
東京:12月3日 (月)東京国際フォーラム ホールA 開演19:00
東京:12月6日(木)東京国際フォーラム ホールA 開演19:00
【完売】西宮:12月8日(土)兵庫県立芸術文化センター大ホール 開演17:00
京都:12月10日(月)ロームシアター京都 開演19:00
札幌:12月13日(木)札幌コンサートホールKitara 開演19:00
【完売】横浜:12月15日(土)神奈川県民ホール 開演17:00
福岡:12月19日(水)福岡サンパレス 開演19:00
チケット:11,500円(税込・全席指定・特製プログラム付き)※未就学児入場不可
チケット詳細はこちら http://billboard-cc.com/classics/aska2018/
【特別公演 billboard classics ASKA PREMIUM SYMPHONIC CONCERT 2018 THE PRIDE- LAST OF LAST IN SHIZUOKA】
静岡:12月23日(日)グランシップ 大ホール・海 開演15:00
静岡公演 特別電話先行予約
2018/11/05(月)22:00 ~ 11/7(水)23:59まで
<特電番号>0570-084-624
※枚数制限:お1人様1申込のみ最大4枚まで
静岡公演チケット一般発売:2018/12/1(土)AM 10:00~
チケット:11,500円(税込・全席指定・特製プログラム付き)※未就学児入場不可
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