2018/11/07
米ポップシーン史上最高の歌姫、ホイットニー・ヒューストンの知られざる素顔に迫ったドキュメンタリー『ホイットニー~オールウェイズ・ラヴ・ユー~』が2019年1月4日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショーとなる。この度、その予告編が解禁された。
80年代から90年代の全盛期、メディアを通して見るホイットニー・ヒューストンは常に溌剌としていて、眩いばかりの笑顔を弾けさせていた。そのパワフルな存在感は、性別、国境、世代、そして人種までをも超え、同時代を生きた人々に大きな活力を与えた。
しかし、『ボディーガード』の成功とボビー・ブラウンとの結婚を境に、薬物問題、複雑な家族問題ばかりが取り沙汰される様になり、48歳という若さで不慮の死を遂げてしまう。いったい彼女に何があったのか? メディアの前では常に笑顔で陽気なスター、でも心の奥底は傷ついた少女。抱えていた複雑な感情をさらけ出し、波乱万丈な自らの人生と重ね合わせ歌にぶつけ続けた。
この度解禁された予告映像では、ホイットニー・ヒューストンの笑顔の裏にあった知られざる真実の一端を垣間見ることができる。80年代のアメリカ・ポップシーンに彗星の如く現れたデビュー当時の瑞々しい姿、圧巻の歌声で頂点を極めた彼女の映像は、色褪せることなく未だに眩い輝きを放っているが、一方でメディアには見せないステージを降りた一人の女性としてのホイットニーの姿を、本作では赤裸々に映し出す。
家族の前で見せる満面の笑顔や“ニッピ―”という呼び名の幼いころの貴重な家族写真を見ることができるが、同時に上手くいかなかった結婚や薬物問題などで世間を賑わせていた晩年、そしてスター故に多くの人にしがみつかれ、それでも一人で戦っていた彼女の苦しみが伝わってくる。ナレーションを務めるのは小林克也だ。
ホイットニー・ヒューストン財団が初公認となる本作のメガフォンをとったのは、『ブラック・セプテンバー/五輪テロの真実』などを手掛けた、アカデミー賞受賞監督ケヴィン・マクドナルド。世間にあふれたゴシップにとらわれることなく、膨大な映像記録を丹念にリサーチ。初公開となるホームビデオや貴重なアーカイブ映像、未発表音源とともに、家族、友人、仕事仲間などの証言を紡ぎ合わせることで、彼女の真の姿を映し出し、その知られざる素顔に鋭く、フェアに迫った傑作ドキュメンタリーだ。
◎予告編Youtube
https://youtu.be/0I6z8Hn9zPg
◎映画情報
『ホイットニー~オールウェイズ・ラヴ・ユー~』
監督:ケヴィン・マクドナルド
製作:サイモン・チン『シュガーマン 奇跡に愛された男』、ジョナサン・チン、リサ・アースパマー
編集:サム・ライス=エドワーズ
撮影:ネルソン・ヒューム
出演:ホイットニー・ヒューストン、シシー・ヒューストン、エレン・ホワイト、メアリー・ジョーンズ、パット・ヒューストン、ボビー・ブラウン、クライヴ・デイヴィス、ジョン・ヒューストン、ケヴィン・コスナー、ケニー“ベイビーフェイス”エドモンズ
2018年/イギリス/英語/120分/カラー/5.1ch/アメリカンビスタ/原題:WHITNEY (c) 2018 WH Films Ltd
配給:ポニーキャニオン/STAR CHANNEL MOVIES 提供:東北新社 whitneymovie.jp
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