2018/11/02
イタリア人ポップオペラトリオ、イル・ヴォーロ(IL VOLO)が、2019年に再来日し全国ツアーを行うことが決定した。
若さのパワーと圧巻の歌唱力で世界中を感動の渦に巻き込むイタリア人ポップオペラトリオ、イル・ヴォーロ(イタリア語で“飛翔”という意味)。2017年11月に開催された初来日記念公演のチケットは、2箇所(東京、川崎)とも完売。世界中からツアー公演オファーが殺到する中、ここ日本でも羽生結弦ほか複数のフィギュア選手が彼らの曲を使用した平昌オリンピック以降、「再来日は?」との熱烈な再公演コールが沸き起こっていた。それを受け、「ぜひまた日本でやりたい!」という彼らの希望により、当初予定がなかった日本公演が緊急決定した。
イル・ヴォーロのメンバーは、ジャンルカ・ジノーブレ(23歳)、イニャツィオ・ボスケット(24歳)、ピエロ・バローネ(25歳)。3人とも生粋のイタリア人。子供の時に三大テノールに憧れて歌手をめざし、2009年イタリアの人気オーディション番組出演をきっかけにグループを結成。2011年には全米ビルボードのクラシックアルバム及びラテンポップアルバム部門で第1位を獲得。2012年にはバーブラ・ストライサンドのツアーに参加。2015年にリリースされたアルバム『グランデ・アモーレ』は世界各国で大ヒットし、同名シングルのミュージック・ビデオ再生回数が1億回を突破。オペラからポップスまでイタリアの音楽を世界に広めつつ、世界規模で大旋風を巻き起こしている。日本でも2017年3月にCD『魅惑のLIVE~3大テノールに捧ぐ』、同年11月に『グランデ・アモーレ』がリリースされ、初来日前に2日分の公演チケットが完売した。
イル・ヴォーロの魅力は、ひとりひとりがソロでも通用する稀有な歌声と、それらが重なったときに生み出される魅惑のハーモニー。三人三様のチャーミングで個性的なキャラクターや、若さに似合わぬ巧さといたずらっ子な素顔のギャップや、ジャンルを超えて突き進む歌へのパッションとフリーダムな姿勢も彼らの大きな魅力だ。
2019年にデビュー10周年を迎えるイル・ヴォーロの再来日公演は、全部で6回。大阪、横浜でも初めて開催する。羽生結弦のエキジビション使用曲「ノッテ・ステラータ(星降る夜)」や国立西洋美術館で来年1月20日まで開催中の『ルーベンス展~バロックの誕生』のイメージソング「アヴェ・マリア」をはじめ、日本でもおなじみの曲が披露されるとのこと。
◎ツアー情報
【IL VOLO Notte Magica 2019~魅惑の夜~】
2019年5月13日(月) 神奈川・横浜みなとみらいホール
2019年5月15日(水) 東京・東京文化会館大ホール
2019年5月17日(金) 神奈川・横浜みなとみらいホール
2019年5月18日(土) 東京・Bunkamuraオーチャードホール
2019年5月21日(火) 東京・東京文化会館大ホール
2019年5月22日(水) 大阪・大阪フェスティバルホール
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