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2018/10/19

平均20歳でロックを未来へ受け継ぐグレタ・ヴァン・フリート、ZEPやジャニスを彷彿とさせる本格サウンドのデビューALをリリース

米ミシガン州出身の平均年齢20歳にして“ロックを未来へ受け継ぐ4人組”グレタ・ヴァン・フリートが、待望のデビュー・アルバム『アンセム・オブ・ザ・ピースフル・アーミー』を本日リリースした。

 昨年、デビュー・シングル「ハイウェイ・チューン」で全米ロック・ラジオ・チャート5週連続1位を獲得したほか、8曲入EP『フロム・ザ・ファイアーズ』ではビルボード・ハードロック・アルバム・チャート初登場1位を獲得。ヘッドライナー公演はすべてソールドアウトし、追加公演が続出するなど凄まじい勢いでその評判は広がり、日本のロックファンの間でもアルバムの完成が待たれていた。まさに“待望”のデビュー・アルバム『アンセム・オブ・ザ・ピースフル・アーミー』がリリースとなった。

 平均年齢20歳の3兄弟とその友人による4人組のグレタ・ヴァン・フリートは、キスカ兄弟を中心にロックンロール/ブルース/ソウルのハイブリッド・サウンドを展開。70'sクラシック・ロック・テイストのエキサイティングな楽曲と、ロバート・プラントを彷彿とさせるパワフルなヴォーカルで、クラシック・ロック世代から同世代20代までのロックファンを瞬時に虜にしてきた。

 アルバム『アンセム・オブ・ザ・ピースフル・アーミー』でも、平均年齢20歳によるものとは思えぬ、期待通りの堂に入ったサウンドを披露。時にエネルギッシュながら、しっとり聴かせる場面の多い、70's直系の本格的ロック・サウンドが楽しめる。

 そんなアルバム・タイトルについてギターのジェイク・キスカは、「(昨年始めたツアーで)あらゆる世代の、あらゆる文化背景を持つ様々なタイプの人たちが集まって一つになるのを見るのは強烈な体験だった。音楽がみんなを一つにしているのを目にして“平和な一団(ピースフル・アーミー)”というアイデアを思いついた」と語っている。

 グレタ・ヴァン・フリートを追い続けている海外メディアや、早くから注目してきたアーティスト(エルトン・ジョンやアンスラックスのチャーリー・ベナンテなど)は、彼らを“ロックの未来”と称しているのだ。

 今年のサマーソニック出演は残念ながらキャンセルとなったものの、ジェイクは「僕達は日本に行く機会をずっと待ち望んでいる。日本はとても美しい場所だって聞いてるから、すごく楽しみだよ」と語る。次は生で“ロックの未来”を拝みたいものだ。来日公演の実現に期待したい。


◎リリース情報
『アンセム・オブ・ザ・ピースフル・アーミー』
2018/10/19 RELEASE
UICU-1298 2,200円(tax out)
日本盤ボーナス・トラック4曲収録(衝撃のデビューEP「ブラック・スモーク・ライジング」全曲)

◎ミュージック・ビデオ「ホエン・ザ・カーテン・フォールズ」
https://www.youtube.com/watch?v=86_vnQc1oBE

◎「ラヴァー・リーヴァー(テイカー・ビリーヴァー)」(ライヴ)
https://www.youtube.com/watch?v=BXUqYFf4RfQ

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