2018/09/18
サラ・ブライトマンが、5年ぶりとなるオリジナル・アルバム『HYMN~永遠(読み:とわ)の讃歌』(原題:HYMN)を2018年11月9日に世界同時発売することが決定した。
本作は、前作『ドリームチェイサー(夢追人)』とは一転し、シンプルなものへの回帰をテーマに、ハンブルク、マイアミ、ロンドン、バンクーバー、ロサンゼルス、ニューヨーク、そしてブダペストで2年間にわたってレコーディング。サラは「『HYMN(讃歌)』という言葉について、そしてそこから思いつくことは何だろうって考えたの。私にとって、それは喜び、希望と光、親近感があって安心感があるものを意味していた。それこそ自分の人生の中で私が必要としていたものだった。私がこれまでにやったきた全てのプロジェクトも全て私の感情から生まれているわ」とコメントしている。
アルバム・タイトルにもなっている楽曲「ヒム」は、イギリスのプログレッシブ・ロック・バンド、バークレイ・ジェイムス・ハーヴェストによる作品。アルバム・プロデューサーのフランク・ピーターソンは「イギリスやアメリカでは、あまり知られていないバンドではあるものの、ドイツではとても有名で、誰もがこの曲を歌えるんだ。私はずっと“ヒム”は美しい曲で、世界でもっと知られるべきだと思っていたので、サラが歌うことでそうなるといいね」と説明。サラもまた「私にとってこの曲は、地に足がついていると同時に、この世のものではないような美しさを持っているわ」と語っている。
そして、本アルバムにはYOSHIKIとのコラボレーション楽曲「Miracle」の収録が決定。YOSHIKI作曲・作詞による「Miracle」は、X JAPANのワールド・ツアーのオープニング楽曲として使用されてきた作品で、YOSHIKIはピアニストとしても参加しており、壮大なメロディとサラのクリスタルのような歌声が溶け合い神秘的な世界を生み出している。サラはYOSHIKIが音楽監督を務めた米映画『REPO! レポ』で主題歌を歌っており、それ以来のコラボに。9日21日には、ドイツのルートヴィヒ祝祭劇場で行われるサラ・ブライトマンのコンサートで2人は共演し、YOSHIKIのピアノ演奏にて「Miracle」が披露される予定だ。
さらに、アルバム発売の発表に合わせて、シングル「夢 feat. ヴァンサン・ニクロ(原題:Sogni)」がデジタル配信された。ヴァンサン・ニクロは1975年生まれのフランス出身のシンガー。オペラ等で活躍しており、イル・ディーヴォやプラシド・ドミンゴとも共演経験のある実力派アーティスト。2人の艶やかなヴォーカルが心地よく響く楽曲となっている。あわせて今年11月から南米を皮切りに、2019年まで続く5大陸に跨る125のコンサートを含む【「HYMN」ワールド・ツアー】をスタートすることも合わせて発表された。サラ・ブライトマンはワールド・ツアーで使用される衣装やティアラについてスワロフスキーと提携する。
◎リリース情報
『HYMN~永遠の讃歌』
2018/11/9 RELEASE
UCCS-1244 3,000円(tax in.)
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