2018/08/30
エド・シーランがダニー・ボイル監督の最新作に自分役で出演していることが明らかになった。
『ラブ・アクチュアリー』、『ノッティングヒルの恋人』、『ブリジット・ジョーンズの日記』などで知られるリチャード・カーティスが脚本を手がけたこの作品は、『イーストエンダーズ』に出演していたハイメシュ・パテル(Himesh Patel)がシンガーソングライター役で主演しており、ある日目覚めたらザ ・ビートルズを覚えている唯一の人間になってしまった、という設定だ。
シーランは、「そして僕が彼を見出してツアーに連れ出すんだ。すると彼は色々やることによって僕よりもずっとずっとビッグになっていく。うん、とても巧みだよ」と映画のストーリーについて明かしている。
シーランの登場シーンは今年既に撮影を終えているそうだが、忙しいツアーのスケジュールの合間を縫った映画の仕事は大変だったようだ。「僕のたくさんのライブを避けて撮影を組んでくれたんだ。だからかなりハードな2か月だった。4日間ライブをして、3日間映画の撮影をして、という感じだったから」と彼は説明している。
「実際多少なりとも演技の仕方を学べたよ。“ゲーム・オブ・スローンズ”の時は、文字通り1日だけ参加してカメオ出演しただけだったし、“The Bastard Executioner”も1日参加しただけだった。でも今回は何日間も終日セットにいる感じだったよ、12時間ずっと」と彼は振り返り、「自分の役だったからそんなにひどい出来じゃなかったと思うよ。失敗するようなことがあまりなかったからね」と語っている。
シーランはいずれハリウッドで『ONCE ダブリンの街角で』のようなミュージカル映画を製作してみたいと考えているようで、「ああいうのを作ってみたいね。歌が映画を決定づけるようなものを。“アベンジャーズ”を自分が演じているのは想像できないし。特に俳優になりたいわけでもないんだ」と話している。
彼は8月28日よりApple Musicで配信が開始された自身のドキュメンタリー『Songwriter』のプロモーションでインタビューに応じていた。従兄弟でもあるマーレイ・カミングスが監督し、最新アルバム『÷』(ディバイド) の制作に密着しているこの作品には婚約者のチェリー・シーボーンも何回か登場しているものの、シーランの私生活について深く掘り下げることはない。
このことについて彼は、「僕は自分の楽曲と、ただ自分でいることで自分の多くを捧げている。だからある程度自分で選択してるんだよ。多少プライベートにしておくこととかね。僕の家や家族やパートナー、これらはとてもプライベートで、人生で最も大切なものだ。だから壊したくないんだ」と語っている。
最後に、「シンキング・アウト・ラウド」や、フェイス・ヒルとティム・マグロウに書いた「The Rest Of Our Life」で盗作したと訴訟を起こされている件については、「それについては全く話せない。(裁判が)終わったら話す」とだけ返答した。
題が未定のダニー・ボイル監督最新作は2019年9月に全米公開予定だ。
関連記事
最新News
関連商品
アクセスランキング
インタビュー・タイムマシン
注目の画像