2012/08/24
9月19日 約7か月ぶりの新シングル『sweeToxic』をリリースする、ヴィジュアル系シーンの異端児 SuG。自身主催のライブバトル第3弾にて、女性シンガーソングライターたむらぱん、アイドルBABYMETALと三者異色競演を実現した。
<武瑠も絶賛するたむらぱん 全出演者のファンを鼓舞>
彼らは今夏、普段交わらない他ジャンルのアーティストと計4公演にわたってライブバトルを展開。その第3弾となった本公演【SuG LIVE BATTLE 2012“LIVE! TOWER RECORDS DAY”「-SuG VS たむらぱん VS BABYMETAL-」】は、SuG武瑠(vo)が絶賛し、氏とのガチンコ対談(http://bit.ly/RBCp7j)も話題となった、天才肌の女性シンガーソングライター たむらぱんがトップバッターを務めた。実力派バンドを従えて登場した彼女は、ヴィジュアル系フリークとアイドルファンに囲まれるというアウェー戦でありながらも、胸に響くスリリングな変則ポップミュージック連発で徐々に会場を扇情。BABYMETALファンに「別に私がずっと出ててもいいんだよ(笑)」と嘯いてみたりしながら、最後はSuGと繋がるきっかけとなった「ジェットコースター」で、全出演者のファンを鼓舞させるという感動的な光景を生み出した。
<SuGがももクロの次に望んだアイドル 衝撃のBABYMETAL>
SuGは4月15日、ももいろクローバーZと対バン(クリープハイプも参戦)。交わらないはずのV系ファンとアイドルファンが凄まじい一体感を生むという、ミラクルを起こした。そんな彼らが次なるアイドルとの対決に望んだのは、学校生活とクラブ活動をテーマに小中学生で結成されたアイドルグループ さくら学院の重音部として活動し、最近は本体に勝るとも劣らない注目度を誇るメタルダンスユニット BABYMETAL。NARASAKI(COALTAR OF THE DEEPERS、特撮)などが手掛けるメタルナンバーにて、小さなアイドルたちがシャウトしたり、ウォール・オブ・デスしたり、「イジメ、ダメ、ゼッタイ」と歌い出したり、自らのツインテールを掴んで振り回したりする、衝撃のステージングが繰り広げられていく。そして最後は「ヘドバンギャー!!」で「へどばんへどばん♪」とヘッドバンギングを誘発し、狂乱の宴を演出した。
<負けられないSuG 対たむらぱん&BABYMETAL仕様の戦い>
今回で第3弾となるライブバトルだが、SuGは過去2回の対決において異なるセットリストを用意。対バン相手の音楽性やライブスタイルを吟味した上で戦いに臨んでいるように見えた。それが最も顕著だったのはこの日で、BABYMETALの世界観にも通ずるクラシカルなナンバーを序盤に用意したかと思えば、たむらぱん「ジェットコースター」を知るきっかけとなった「Crazy Bunny Coaster」をさり気なく組み込んでみたり、自分たちのファンはもちろん、競演者のファンも反応せずにはいられないセットリストで一体感を生んでいく。そこには主催者として負けられないプライドもあるだろうが、何よりもジャンルは違えど新しい音楽/表現スタイルを追求していくミュージシャンとその愛聴者への敬意とも言えた。
MCでも「今日もね、普通だったら出逢えないような人たちがたくさんいると思うんで、俺はすっげぇ嬉しいです。ありがとうございます」「ざっくり言うと、アイドル、女性シンガー、ヴィジュアル系のファンが混じりまくっている訳ですよ。あと、K-POPいたら完璧だと思って。そしたらチャン・グンソクが渋谷にいるらしい!」と、愛すべきカオス状態に大喜びのSuG。その後も、ヘドバンはV系フリークのお家芸だと言わんばかりに「ヘドバンギャー!!」と叫び、女性ファンの長い髪を全力で振り乱させたり、アンコールで「39GalaxyZ」の大合唱を巻き起こしたりと、圧巻のアクトを繰り広げた。
なお、SuG主催のライブバトル第4弾は、8月27日 動画共有サイトで人気を誇る歌い手 (赤・ω・飯)と渋谷WWWにて敢行する。
◎たむらぱんコメント
「出演者としては勿論、観客としても楽しんだイベントでした。そしてお客さんの異種交流が嬉しかった。素晴らしかった。ありがとうございました。」
◎BABYMETALコメント
「いつもより女性の方もたくさん見てくれていて、盛り上がってもらえるかなぁ……? と不安だったんですけど、
笑ってくれたり最後は一緒に「ヘドバン!!」って叫んでくれてすごく嬉しかったDEATH!
ありがとうございました。」
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