2018/08/17
今年で結成20周年を迎えるMONGOL800が、8月4日に行われた【ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2018】に出演。同フェス最大規模の収容人数を誇るGRASS STAGEで、欅坂46とTHE ORAL CIGARETTESという若手2組に挟まれながら、両者に勝るとも劣らないアグレッシブなパフォーマンスを披露した。
集まったファンのため、「あなたに」からスタートし「Love song」を届けたMONGOL800。「一緒にお祝いしてくれませんか?」とキヨサクが問いかけ、観客たちとともに今年結成20周年を迎えた3人を「HAPPY BIRTHDAY」で祝福した。「沖縄より熱いぜロックインジャパン!!」とモンパチの胸が躍り出してしまいそうなステージ。「愛する花」、「PARTY」と続き、さすが、モンパチ。枯れない3人であり、枯れさせない観客たちだと実感する。
「もうちょっと沖縄の風を吹かせてもいいでしょうか?」と彼らのライブには欠かせないトランペット奏者のシーサー、沖縄出身パーティダンサーの粒マスタード安次嶺が登場!「OKIWANA CALLING」で会場の一体感も増す。
ここでもう1人、スキャフルキング・サックス奏者のナリが登場。キヨサク曰く木村カエラの「バタフライ」を意識して作ったという新曲「honeymoon」を披露。トランペット、サックスが奏でるウェディング・マーチは、雲一つない空にしあわせの音色を放っていった。
世代を越えて愛されてきた「小さな恋のうた」の大合唱は鳥肌が立つほど。その歌声は「DON'T WORRY BE HAPPY」へと続き、4日間にわたるフェスティバルの開幕を告げる合図のようだった。
お父さんに肩車してもらっていた少年も、いつかはモンパチのライブで楽しんでいるのかと想像したら、まだまだ彼らを枯らすわけにはいかない。20周年どころでは物足りない。そんな熱気と水を注ぐ50分間だった。
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