2018/07/27
サザンオールスターズの新アルバム『海のOh,Yeah!!』より、原由子が歌う「北鎌倉の思い出」が映画『ビブリア古書堂の事件手帖』主題歌に決定した。
本楽曲の作詞・作曲はもちろん桑田佳祐。自身が歌う曲とはまた違った、原 由子ボーカル曲の際に発揮される独特の桑田マジックが、この曲でも全開。彼女独特の温かく優しい歌声が、曲の世界観をたおやかに包み、北鎌倉を舞台に時空を超えて行き来する愛する人への思いを、豊かな自然の描写とともに情緒的に表現し、映画と絶妙にマッチする美しい楽曲に仕上がった。
ちなみにサザン名義の曲で原 由子がボーカルを取る曲が、映画主題歌になるのは今回が初。三島監督は、楽曲制作前の桑田と原宛てに、作り上げた本編映像に添えて自らの思いを綴った手紙を渡している。「その返事としていただいた楽曲には『100年経った今も君を守ってくれる姿なき人の思いよ』という詩が刻まれていました。人の“思い”というものは、その人が死んで消えた後にも、長い時を経て誰かに届き、人生に影響を与えていくものだろうと思うのです。映画の最後に流れるこの歌は、人間の記憶の中の深い“思い”を、微細にそして力強く引っ張り出してくれます。映画にとっても、自分にとっても、かけがえのない楽曲です。」と喜びのコメントを寄せている。
なお、この「北鎌倉の思い出」については、現状単曲での配信などリリースの予定はないとのことだ。
◎黒木華(W主演:篠川栞子 役)コメント全文
(桑田さんと原さんが)映画を観て(楽曲を)作ってくださったと聞いて感動しました。栞子さんと大輔の姿や、純文学の薫りのする歌詞を、原由子さんの鎌倉に吹いてくる風のような声で聞けて、本当に素敵です。早く皆さんにも聞いていただきたいです。
◎野村周平(W主演:五浦大輔 役)コメント全文
「北鎌倉の思い出」はこの映画にぴったりな曲だと思います。聴いているだけで心が休まる、そんな曲はなかなかないと思いますので、映画を観ていただき、 最後にこの曲を聴いてまたビブリアの事を思い出してほしいです。」
◎三島有紀子(監督)コメント
桑田さんと原さんに、みんなで作り上げた映像とお手紙をお渡ししました。その返事としていただいた楽曲には
「100年経った今も君を守ってくれる姿なき人の思いよ」という詩が刻まれていました。人の“思い”というものは、その人が死んで消えた後にも、長い時を経て誰かに届き、人生に影響を与えていくものだろうと思うのです。映画の最後に流れるこの歌は、人間の記憶の中の深い“思い”を、微細にそして力強く引っ張り出してくれます。映画にとっても、自分にとっても、かけがえのない楽曲です。
◎公開情報
『ビブリア古書堂の事件手帖』
2018年11月1日(木)全国ロードショー
(C)2018「ビブリア古書堂の事件手帖」製作委員会
◎リリース情報
アルバム『海のOh, Yeah!!』
2018/8/1 RELEASE
<完全生産限定盤(2CD)>
VICL-66000~1 3,704円(tax out)
<通常盤(2CD)>
VICL-67000~1 3,704円(tax out)
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