2012/08/15 15:20
9月19日に約7か月ぶりのニューシングル『sweeToxic』をリリースする、ヴィジュアル系シーンの“異端”SuG。8月13日 少年カミカゼ、ZORO、撃鉄と異種格闘戦とも言えるライブバトルを渋谷WWWにて繰り広げた。
<少年カミカゼに乱舞、ZOROのアクトにSuG乱入>
彼らは今夏、普段交わらない他ジャンルのアーティストと計4公演にわたってライブバトルを展開。その第1弾となった本公演【SuG LIVE BATTLE 2012「-SuG VS 少年カミカゼ VS 撃鉄-」】では、まず少年カミカゼが激キャッチーな王道和製ミクスチャーロック、お祭りモードの突き抜けたステージングでもって、各出演者のファンをハイテンションに乱舞させていく。続いて、スペシャルゲストとして登場したZOROのアクトでは、SuGから武瑠(vo)とChiyu(b)がメイク途中にも関わらず、我慢できずに乱入。伝統化してきたV系シーンにおいてジャンルに捕らわれないスタイルで戦う者同士の接触は、会場の熱量を一気に高めた。
<事件発生:撃鉄、オシャレ女子の花園に突進>
そんな友好的なムードが流れていたイベントの中で、ガチンコ勝負を見せたのは、トリ前の登場となった撃鉄だ。ライブ中にSASUKEに挑戦したり、いつもぶっ飛んでる彼らだが、この日は見渡す限りオシャレ女子という未だかつて経験したことのないアウェー戦。天野ジョージ(vo)も「正直分かってたんですよ。ちょっと違うなって」と言っていたが、最後はホワイトタイガーのぬいぐるみに乗って女子の花園とも言える客席に突進! 中央まで辿り着くと「これがヴィジュアル系じゃい!!!!」と絶叫し、何故か喝采を浴びるという奇跡を起こした。
<大トリSuG~バンギャルは人間ではありません!>
その撃鉄のアクトを「今日一のエモさだったよ」と絶賛した大トリ SuGも、アッパーなぶち上げ系キラーチューンばかりを畳み掛けるという、勝ちに行くライブを展開。序盤から尋常じゃない熱量で動き回り、「足んねぇな!」と煽る武瑠に観客も全身全霊のヘッドバンギングを繰り広げていく。また、MCでは「他ジャンルというか、いつもはあまり出逢えないバンドさんとライブをやりたいというのは、インディーズの頃からずっと言っていたんです」と、同イベントの実現が念願であったことを伝えた。
その後も、十分はしゃいでる観客に向け「ダメだ、それ、人間レベル。おまえらバンギャルだろ!? バンギャルは人間ではありません。これ、憲法69条にちゃんと載ってます(註:載ってません)。バンギャルは人間ではありません! だからもっと声出んだろ!?」と叫び、この日最大のスパークの中で「不完全Beautyfool Days」などの人気曲を届けた。そして「39GalaxyZ」の大合唱から、最後は少年カミカゼ、ZORO、撃鉄のボーカリスト一同もタオル(天野ジョージは虎)を振り回しながら現れ、感動と爆笑の渦を生んでいる。
<今後のライブバトル>
なお、SuGは、8月16日 代官山UNITにてJOKERと、20日に渋谷WWWにてたむらぱん/BABYMETALと、27日には同じくWWWにて(赤・ω・飯)とライブバトルを敢行。秋には全国ツアーも控えている。
◎少年カミカゼ コメント
「とにかく最高だった!! こんなに最初から最後まで、
お客さんが楽しんでる異種格闘技戦って見たことないね。
またやりたいですね。とにかく燃えたイベントでした。
ありがとう。」
◎天野ジョージ(撃鉄)コメント
「正直アウェイだったけど、普段撃鉄を見に来ない層のお客さんにも、うちらの曲や歌、面白さなどが伝えられて楽しかったです!」
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