2018/07/06 10:40
映画『インクレディブル・ファミリー』日本版完成披露舞台挨拶イベントが7月5日にTOHOシネマズ六本木で開催され、日本版キャストの三浦友和(ボブ役)、黒木瞳(ヘレン役)、山崎智史(ダッシュ役)が登壇した。
三浦は黒いスーツの胸元にボブの小さなフィギュア、黒木は黒いTシャツに赤い靴、山崎は黒いジャケットに赤い半ズボンと、それぞれ映画のイメージカラーである黒と赤を取り入れたファッションで登場。三浦は「まさかまた声優のオファーをいただけると思ってなかったので大変光栄でした」、黒木は「久しぶりにイラスティガールとしてこの舞台に立てて本当に嬉しいです」と語り、現在小学生の山崎は「世界中に僕の声が流れると思うと嬉しいです! 宜しくお願いします!」と元気にコメント。すかさず三浦が「流れるのは日本だけだと思うよ」と笑顔でツッコミを入れ、会場は笑いに包まれた。
自身が演じたキャラクターと似ている点を聞かれると、本作で家事と育児に奮闘するボブを演じた三浦は「今回はボブの育メンシーンがたくさん出てくるのですが、私も30代で家事や育児を経験しているのでそこが似ているところだと思います」と語り、ゴム人間ママのヘレンを演じた黒木は「夫を愛しているところですかね。あ、ここ笑うところです(笑)」と笑いながらコメント。また、お互いの似ている点について、黒木は「三浦さんがボブと似ているところは、まず優しいところ、あとは包容力。劇中でもボブの包容力のおかげでヘレンが外で活躍できるので」とコメント。三浦は「黒木さんはヘレンそのものですね。パワフルで仕事と家事を両立する本当に凄い女性です。」と語り、山崎は「ダッシュはずっと叫んでいて凄くうるさい。僕もいつも学校の先生やお母さんからうるさいと怒られるので、うるさいところが似ています」とコメントし会場からは「可愛い」の声が飛んだ。
ヒーロー家族の“一家団結アドベンチャー“がテーマの本作にちなみ、ご自身の“一家団結”したエピソードを聞かれ、三浦は「東日本大震災の時に普段は全然帰ってこない息子二人が実家に慌てて帰ってきたんです。その時に家族の団結力を感じましたね。」と述懐した。
ここで、間近に迫った七夕にちなみ、本作の象徴的なロゴマークをイメージした特大七夕飾りが登場し、劇中でスーパーパワーを持つヒーローを演じたキャストが、“欲しいスーパーパワー”の願い事を書いた短冊を披露。三浦は<瞬間移動のパワーが欲しい>、黒木は<一瞬でセリフが覚えられるパワーが欲しい>と発表。実は黒木にはもう一つ<相撲が強くなりたい>という願い事があったようで、「家で夫とよくやるんですけど、何回やっても負けるので悔しいんですよ」とコメントし三浦が「黒木さんに負ける夫は別れたほうがいいよ。笑 そんな弱い男ではダメですよ」と返し、再び場内は笑いに包まれた。
最後の挨拶では、黒木が「今回は末っ子のジャック・ジャックのスーパーパワーに注目していただきたいです。凄いパワーがたくさんでてきますので、楽しみにしていただきたいです」、三浦は「この作品は壮大なホームドラマなんです。どこの家庭にでも起こりうることを描いていて本当に面白い作品に仕上がっています」と本作をアピールし、会場からは大きな拍手が起こった。イベントの最後に実施されたフォトセッションでは、観客が全員赤いTシャツと黒いアイマスクを着用し、“インクレ”カラーで会場を染め、イベントは大盛況で終了した。なお、映画『インクレディブル・ファミリー』は8月1日より日本公開となる。
◎公開情報
『インクレディブル・ファミリー』
2018年8月1日(水)全国ロードショー
脚本&監督:ブラッド・バード
製作:ジョン・ウォーカー、ニコル・パラディス・グリンドル
日本版声優:三浦友和、黒木瞳、綾瀬はるか、髙田延彦ほか
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
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