2018/07/05 07:00
木村カエラが、デジタル・シングル「ちいさな英雄」を、2018年8月22日に配信リリースする。
この楽曲は、8月24日に全国公開を控える映画『ちいさな英雄―カニとタマゴと透明人間―』のエンディング・テーマ。3本の短編作品から成る本映画は、昨夏の話題作『メアリと魔女の花』(監督:米林宏昌)の劇場公開に続き、アニメーションスタジオのスタジオポノックが新プロジェクトとして発足した“ポノック短編劇場”の第一弾となる。
エンディング・テーマ「ちいさな英雄」は、米林宏昌監督をはじめとするジブリ出身の3人の監督ら映画チーム協力のもと、入念な打ち合わせの中でイメージをつくりながら、5月より制作がスタート。子ども目線になったり、周りの大人の目線になったりと、感情が相互に動く楽曲となっている。
サウンドプロデュースには、木村カエラと数々の楽曲でタッグを組み、「TREE CLIMBERS」や「Ring a Ding Dong」など、キャッチーかつエッジの効いたサウンドを生み出してきた渡邊忍(ASPARAGUS)が約4年ぶりに参加。また、最新ビジュアルは、カメラマンにデヴィッド・ボウイやYMOなど数々のロックアーティストの写真を撮ってきた鋤田正義を迎え、撮影が行われた。
なお、木村カエラは映画全体のエンディング・テーマのほか、オープニングテーマも担当する。
◎木村カエラ コメント
この3作品を手掛けられた、米林監督作品や、百瀬監督、山下監督が関わった作品の大ファンで、いつか自分の曲も一緒に何かできないかとずっと思っていたので、今回お話をいただいて、夢が叶いとてもうれしく思っています。この映画のお話をいただいた時、短編劇場ですが、この映画の短い中にこめられた、それぞれの監督の願いや、映画チームの願いである、“子どもたちから大人まで楽しめるアニメーション映画を作りたい”という気持ちをひとつずつ感じながら、映画チームと何度も打ち合わせを行い、西村プロデューサーと作り上げていきました。
3作品のすべてをまとめるというエンディングテーマなので、映画の大きなテーマをもとに、この映画を観終わった人たちすべての人が笑顔で帰れるような楽曲をつくろうと思い、この楽曲を聴いた、子どもたちがのびのびと生きてほしい、育ってほしいと、私なりの目線で書かせてもらいました。
この作品がたくさんの人の元に届くことを願っています。
◎西村義明プロデューサー コメント
物語も絵柄も作り手も異なる3つの作品を、「ちいさな英雄」というテーマで明るく包む歌が欲しい。声の中に笑顔が見える木村カエラさんの歌声なら、この無理難題に一緒に挑んでもらえるんじゃないか。その思いでエンディングテーマをお願いしました。後日、歌曲が完成したとき「緊張しすぎて泣きました!」と笑っていた木村カエラさんですが、こちらは思わず「すごい!」と唸りました。カエラさんの曲と真っ直ぐな声は、感傷や叙情を軽々と飛び越えて、劇場をキラキラと祝福で満たします。映画館からの帰り道、大人も子どもも思わず口ずさんで空を見上げるような、とても素敵な歌の完成に心から感謝しています。
◎リリース情報
デジタル・シングル「ちいさな英雄」
2018/08/22 RELEASE
◎公開情報
映画『ちいさな英雄―カニとタマゴと透明人間―』
2018年8月24日(金)公開
キャスト:木村文乃/鈴木梨央(カニーニとカニーノ)、尾野真千子/篠原湊大/坂口健太郎(サムライエッグ)、オダギリジョー/田中泯(透明人間)
配給:東宝
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