2018/07/04
橋本愛×門脇麦×成田凌が出演する映画『ここは退屈迎えに来て』の予告映像が解禁され、フジファブリックが主題歌と劇伴を担当することがわかった。
本作は、“R‐18文学賞”読者賞を受賞し2012年に小説が発売されるや紀伊國屋書店スタッフによる『キノベス!2013』にランクインし、詩的なタイトルが印象的な山内マリコの処女小説が原作。2004年の高校時代から2013年の現在まで、みんなの憧れの的だった<椎名くん>を柱にキャラクターを交差させながら描く、痛く切ない群像劇だ。キャストには、橋本愛、門脇麦、成田凌のほか渡辺大知、岸井ゆきの、内田理央、柳ゆり菜、村上淳らが名を連ねている。また、監督はこれまで本格派ヒューマンドラマから恋愛モノまで、数々の作品で登場人物の繊細な心の機微を紡ぎ出してきた廣木隆一が務めている。
今回解禁された予告編では、夢をあきらめて地元に帰った橋本演じる<私>や、元カレをあきらめられない門脇演じる<あたし>の、大人になった誰もが感じるであろう、かつてキラキラしていた青春の終わりへの捨てきれない憧れや切なさが描かれ、見る人の記憶を蘇らせて心を震わす仕上がりになっている。
そして、予告編にも使用されているのがフジファブリックが書き下ろした主題歌「Water Lily Flower」。フジファブリックは、本作で主題歌に加え、劇伴も担当しており、映画音楽への完全監修はデビュー14年目にして今回が初めてとなる。ボーカル・山内は映画について「国道、ファミレス、ゲーセン。舞台は僕が生まれ過ごした場所ではないのに、スクリーンには知っているような故郷の風景が広がっていました。一人一人の心の揺れや移り変わりと音楽をマッチングさせたいと思いましたし、フジファブリックとして様々な場面でこの作品に加われたことを誇りに思います」とコメントしている。なお、『ここは退屈迎えに来て』は2018年10月19日より全国ロードショー。
◎『ここは退屈迎えに来て』予告映像:
https://youtu.be/DBO20HCe10o
◎公開情報
『ここは退屈迎えに来て』
2018年10月19日(金)より全国ロードショー
監督:廣木隆一
脚本:櫻井 智也
出演:橋本愛、門脇麦、成田凌、渡辺大知、岸井ゆきの、内田理央、柳ゆり菜、亀田侑樹、瀧内公美、片山友希、木崎絹子、マキタスポーツ、村上淳
原作:山内マリコ「ここは退屈迎えに来て」幻冬舎文庫
制作プロダクション:ダブ
(C)2018「ここは退屈迎えに来て」製作委員会
配給:KADOKAWA
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