2018年6月29日より公開の映画 『ハン・ソロ／スター・ウォーズ・ストーリー』で悪名高きギャンブラーのランド・カルリジアン役を務めたドナルド・グローヴァーが、新品のミレニアム・ファルコン号の中を案内する特別映像が公開された。

　本作では元々ランドが船長だったファルコン号が、どうやってハン・ソロの手に渡ることになるのかが描かれ、本映像ではコメディアンでもあるドナルドが、ユーモアたっぷりにファルコン号の中を案内してくれている。これまで内部が明かされていなかったファルコン号だが、エナメル革のソファーやサウンドシステムがあるリビング、仲間たちが寝泊まりできるゲスト用の部屋、そしてフード&コーヒー・バーに、ランドがいつも着ている自慢のマント専用ルームなど、数々のこだわりが詰まっている。船内をよく見てみるとシートが黄色かったりライトの形が違ったりなど、過去作との違いを探してみるのも、本作の楽しみの1つだ。ドナルドは過去のインタビューで「ランドの髪もマントもブーツも、あのスタイルのすべてが、僕にとってはとても最高なんだ！」とランドの身なりが大好きなようで、本映像でもその気持ちが伝わってくる。

　最後にはハン・ソロやチューバッカと共に数々のドラマが生み出されたファルコン号のコックピットに。一番の注目ポイントはハイパードライブ。このレバーを引くと映画でおなじみの光速移動の映像が画面いっぱいに広がり、ファルコン号が宇宙を駆け抜けていく。これは実際に撮影でも使われており、ファルコン号の内部は3か月以上かけてシリーズ最大のセットが組まれたという。とくにコックピットは旧三部作のデザインに近いものにするため、コントロール・パネルを一から作り上げたというから驚きだ。ドナルドは本作のファルコン号について「この映画のファルコン号は新品だから、とてもクールだよ。少なくとも本作では、彼の独身男の住まいなんだ。もしも僕が宇宙空間を旅するなら、絶対にこういうスタイルがいいな。最高なパーティー船だよ！」と大変気に入っているようだ。

　ハン・ソロの悪友でありギャンブラーのランドは、過去作にも登場しファンからも人気が高いキャラクターで、ジャバ・ザ・ハットに捕えられたハン・ソロを救出し、デス・スター破壊に貢献するなど大活躍を見せた。そんなランドを演じたドナルドは、チャイルディッシュ・ガンビーノのステージネームで活動し、今年5月にリリースした「This Is America」が全米チャート1位を記録し、そのミュージックビデオが1か月で２億回以上の再生回数を記録するという、今最も旬なアーティストの一人だ。

　そんなドナルドは昔から『スター・ウォーズ』が大好き、本作が作られると聞いたとき「ランド役は絶対に僕がやりたい」と公言していた。エージェントからは絶対に無理だと言われていたが、見事オーディションを勝ち抜き、ランド役をゲットしたドナルドは「小さい頃からランドというキャラクターに本当に僕の心は掴まれていたんだよ。だから、彼を演じることができるなんて、僕にとってはすごく光栄なことなんだ」と特別な思いを語る。ロン・ハワード監督も「ランドはものすごくクールでカリスマ性がある。ドナルドはすごい熱意でランドを演じているよ。彼は最高に才能溢れる男で、『スター・ウォーズ』の歴史におけるランドの存在意義をよく理解していたよ！」と大絶賛している。類まれな才能で夢を勝ち取ったドナルドが演じるランドに期待が高まる。ルークやレイアと出会う前の若きハン・ソロが繰り広げる怒涛の大冒険は、どんな波乱と興奮に満ちているのか？　『ハン・ソロ／スター・ウォーズ・ストーリー』は6月29日より公開。

◎『ハン・ソロ／スター・ウォーズ・ストーリー』ファルコン号案内映像
https://youtu.be/YLHCQtdr9bs

◎公開情報
『ハン・ソロ／スター・ウォーズ・ストーリー』
2018年6月29日（金）より、全国公開
監督：ロン・ハワード
出演：オールデン・エアエンライク、ウディ・ハレルソン、エミリア・クラーク、ドナルド・グローヴァー、ヨーナス・スオタモほか
配給：ウォルト・ディズニー・ジャパン
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