2018/04/26
2014年にリリースされた秦 基博のシングルで、今では彼の代表曲として知られる「ひまわりの約束」が、その人気を証明する記録を打ち立てた。
CDセールスやダウンロード、ストリーミング回数はもちろん、ラジオ・オンエアや動画再生回数、SNS上でのツイート数なども組み合わせたビルボードジャパン総合ソング・チャート“JAPAN HOT100”に、2014年8月11日付で初登場した「ひまわりの約束」。今週発表された2018年4月30日付の最新チャートでは92位を獲得し、通算150週目となるチャートインを果たした。これは、同チャート史上最多となる記録を更新し続けている形だ。
「ひまわりの約束」は、秦が2014年8月6日にリリースした楽曲で、2014年8月に公開され、『第38回日本アカデミー賞』最優秀アニメーション作品賞も受賞した映画『STAND BY ME ドラえもん』の主題歌として書き下ろされたもの。ドラえもんとのび太の関係を自身らの日常に置きかえ、大切な人と共にある日々の尊さを歌ったバラードだ。
「ひまわりの約束」は、リリース前の2014年8月11日付チャートにおいて、ラジオ・オンエアとツイート数のみで91位を獲得。翌週、CD発売と音源配信を解禁した同曲は、セールス2位をマーク。そのほかラジオ・オンエア6位、ルックアップ(PCでのCD読み取り回数)33位、ツイート数18位で総合順位は2位に。以降も3位→4位→3位→5位→7位と上位を堅守し、6週連続でトップ10内を維持してみせた。中でもセールスの根強さは特筆すべきで、リリース週から10週にわたりこの部門でトップ10内に入っている。日本レコード協会は、2016年11月度の有料音楽配信認定作品として、この曲をミリオン認定すると発表した。
映画を鑑賞していなくとも、秦の音楽に馴染みがなかったとしても、この「ひまわりの約束」はきっとどこかで耳にしたことがあるはず。映画主題歌として話題になった以降も、CMソングとして起用され、音楽番組で紹介され、さらには卒業式や結婚式といった行事でも歌われるなど、実に幅広いシチュエーションでスポットを浴びてきた名曲だ。来る5月2日には、秦の自主レーベル“HOBBYLESS RECORDS”より7インチEP盤としてリリースされることも決まっている。ドラえもんが国民的アニメキャラクターとして何十年も親しまれているように、この「ひまわりの約束」も今後長きにわたって愛されていくに違いない。
◎リリース情報
秦 基博『ひまわりの約束』
アナログ7インチEP ※2000枚限定生産
2018/05/02 RELEASE
HBL001 / 1,800円(tax in.)
<収録曲>
SIDE-A:ひまわりの約束
SIDE-B:ひまわりの約束(弾き語りVersion)
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