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2018/04/24

フィギュア女王メドベージェワも楽曲使用! 総売り上げ1億7000万枚の歌姫を描く映画『ダリダ』サントラ発売

 フランスの歌姫ダリダの波乱に満ちた生涯が描かれたフランス映画『ダリダ~あまい囁き~』が、2018年5月19日より全国ロードショーとなるが、公開を控えた4月27日に輸入盤サウンドトラックがリリースされる。

 “パローレ パローレ”のフレーズで日本でも大ヒットしたアラン・ドロンとのデュエット「あまい囁き」や、年下の恋人との恋愛を綴った「18歳の彼」、「べサメ・ムーチョ」など、自由奔放な恋愛を赤裸々に歌ったダリダ。デビューからわずか2か月後に30万枚の大ヒットを果たしゴールドディスクを受賞して以降、30年以上にわたって国民的スターであり続け、今日までの総売り上げ枚数はなんと1億7000万枚。フランス最後のスターと呼ばれ、亡くなった今でもその功績は高く評価されている。

 特に「あまい囁き」は、その印象的なアラン・ドロンの“囁き”で、日本でもCMや映画などにたびたび登場したり、フィギュアスケートの世界女王エフゲニア・メドベージェワ(ロシア)がプログラム楽曲に使用するなど、まさに歴史に残る一曲となっているが、一方で「わたしは病んでいるの」と、苦しい胸の内を歌った曲もある。

 200人ものオーディションを突破して本作のダリダ役を勝ち取ったイタリア人女優スヴェヴァ・アルヴィティが、オーディションで披露したのは、ダリダがかつて周囲の反対を押し切って歌うことを切望した「灰色の途」。アルヴィティはこの曲の魅力を「この歌は詩でもある。そこに秘められた痛みが私には理解できたわ」と語る。監督・脚本を務めたリサ・アズエロスも「ダリダの名声は常に孤独と肩を並べていた。彼女の本当の姿を皆に知って欲しかったの」と語り、ダリダの光と影を象徴する2曲として「愛するジジ」と「灰色の途」を挙げている。そのほか「ベサメ・ムーチョ」「踊らせて」「歌い続けて」などの名曲に乗せて、希代の歌姫ダリダの、そしてヨランダというひとりの女性の生き様を感じられる映画になっている。

 サウンドトラックは、それらをはじめとする多数の名曲を含む全51曲で、ダリダの名曲の数々はオリジナル・ヴァージョンで収録。映画の写真が満載の32ページブックレット付となる。


◎リリース情報
『DALIDA BOF「ダリダ~あまい囁き~」オリジナル・サウンドトラック』
2018/04/27 RELEASE
<輸入盤(2CD)>
537-5367 / オープン・プライス

◎公開情報
映画『ダリダ~あまい囁き~』
監督・脚本:リサ・アズエロス
製作:ジュリアン・マドン、リサ・アズエロス、ジェローム・セドゥ
出演:スヴェヴァ・アルヴィティ、リッカルド・スカマルチョ、ジャン=ポール・ルーヴ、 ニコラ・デュヴォシェル、ニールス・シュナイダー
(C)2017 BETHSABEE MUCHO-PATHE PRODUCTION-TF1 FILMS PRODUCTION-JOUROR CINEMA 
2017年/フランス/127分/原題『DALIDA』/字幕翻訳:星加久実/配給:KADOKAWA
予告編:https://youtu.be/DhTKsX7XO1o

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