2012/08/02
先日のコンサートで政治家マリーヌ・ル・ペンを侮辱した後、7月26日にパリのオリンピア・クラブで行った小規模コンサートは“和平”目的だったものの、結果はブーイングを引き起こすことになってしまったマドンナ。しかし、彼女は自身のサイトでそれを“魔法の時間”と呼び、わずか一握りのオーディエンスだけが怒っている“振り”をしていたのだと反論した。
「オリンピアでのショーは私にとって魔法の時間だったし、このスペシャルなショーを間近でやるのは、本当のファンサービスなのよ」とマドンナ。「残念なことに、終了後私がステージを離れてから、ファンを装った乱暴な連中がステージに押しかけて、ペットボトルを投げ始めたの。マスコミは楽しかったことを無視して、この部分だけに注目したんだわ。でも、私やファンのスペシャルな夜を、取り上げたり台無しにするなんてできない。客席を見ると、みんな笑顔だったもの。またやりたい」などと綴った。
オリンピアでのショーはYouTubeでライブ配信され、ファンたちが投稿したコンサート終了後のビデオには、ペットボトルや身の回り品が散乱するステージが映し出されていた。
また土曜の夜、ウィーンのコンサートでもマドンナはオリンピア・クラブでの事件について触れ、「どこへ行ってどんなショーをやろうと、スタジアムでも、アリーナでも、パリのちっぽけなナイトクラブでも、私はいつだって真心こめてやるの」と話した。
広報担当のリズ・ローゼンバーグが『ザ・ハリウッド・レポーター』誌にコメントしたところによると、マドンナの『MDNA』ツアー追加公演では、フルステージになることを想定していなかったという。「問題のショーはフランスへの心からの感謝の意味で計画したものですし、マドンナは世界中の何百万人ものファンのために、ネットに流れた素晴らしいショーを行ったのです」と語っている。
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