2018/04/13 11:25
X JAPANが4月10日・11日の二日間、【X JAPAN復活10周年記念 X JAPAN LIVE 2018 アメリカフェス出演直前 PREMIUM GIGS ~YOSHIKI 復活の夜~】を開催した。
2017年5月に頸椎椎間板置換の手術を受けて以来、ドラマーとしての活動を休止していたYOSHIKI(Dr./Pf.)。そんなYOSHIKIのフル・パフォーマンス復帰を見届けようと、2日間で計5,000人のファンが東京・Zepp DiverCityに集まった。
4月11日、この日のパフォーマンスは、YOSHIKIだけでなく、X JAPANの“復活の夜”と言いたくなるほど圧倒的なものだった。オープニングナンバーは「JADE」。Toshl(Vo.)の高く張り上げたシャウトから曲が始まると、YOSHIKIはブランクを感じさせない全身全霊のドラムプレイを見せつける。そしてその両翼には、卓越した技術で演奏を支えるPATA(Gt.)、HEATH(Ba.)、SUGIZO(Gt.)の姿――その夢にまでみた光景に、ファンは絶叫混じりの大歓声を上げた。
今週末に出演が決定しているアメリカ最大級の野外フェス【コーチェラ・フェスティバル】の前哨戦も兼ねた本公演では、スペシャルゲストも登場。「I.V」では、ウェス・ボーランド(リンプ・ビズキット/Gt.)が、「Born to be free」では、リチャード・フォータス(ガンズ・アンド・ローゼズ/Gt.)が、演奏に華を添えた。
また、ビザの申請が難航し、【コーチェラ】出演が危ぶまれていたSUGIZOのサポートとして、リハーサルに参加していたミヤ(MUCC/Gt.)も登場。MCでは、なんと本番開始たった数時間前に、SUGIZOのビザ申請が間に合ったという朗報が発表され、ファンからは祝福の拍手が送られた。これにより、X JAPANはホログラム出演のHIDE(Gt.)、TAIJI(Ba)を含めた“メンバー7人”で【コーチェラ】に出演することが決定。なお、【コーチェラ】にはウェスとリチャードのゲスト出演も決定しており、また、ミヤについても「せっかくだからステージに立ってもらおうかな」と、YOSHIKIから出演を匂わせる発言があった。
ラストソング「X」では、ゲスト3人もステージに登場し、総勢8人の圧巻のサウンドで、記念すべき復活ライブを締め括った。X JAPANは休む間もなくこの後米国へと旅立ち、14日と21日に【コーチェラ】のステージに降り立つ。X JAPANは、「MOJAVE STAGE(モハーヴェ・ステージ)」で、ビヨンセと同時刻にヘッドライナーとして登場することが決定している。最重要アクトの一組と言っても過言ではないこの大舞台、吹き荒れるX JAPAN旋風に期待したい。
◎公演情報
【X JAPAN復活10周年記念 X JAPAN LIVE 2018 アメリカフェス出演直前 PREMIUM GIGS ~YOSHIKI 復活の夜~】
2018年4月10日(火)・11日(水)
<セットリスト>
1.MIRACLE (INTRO)
2.JADE
3.RUSTY NAIL
4.KISS THE SKY
5.I.V.
6.GUITAR SOLO
7.DRAIN
8.VIOLIN SOLO
9.BENEATH THE SKIN
10.FOREVER LOVE
11.PIANO SOLO
12.ART OF LIFE
13.紅
ENCORE
14.WORLD ANTHEM
15.ENDLESS RAIN
16.BORN TO BE FREE
17.X
18.TEARS (OUTRO)
◎公演情報
【Coachella Valley Music and Arts Festival】
2018年4月13日(金)~15日(日)、20日(金)~22日(日) ※X JAPANの出演は14日(土)、21日(土)
アメリカ カリフォルニア州インディオ Empire Polo Club
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