2018/04/13
ウィルコ・ジョンソンが、オリジナルの新曲を収録したアルバム『ブロウ・ユア・マインド』を6月15日に発売する。
ドクター・フィールグッドの伝説的なギタリストだったウィルコ・ジョンソン。彼のオリジナルの新曲を収録したアルバムは、1988年に発売された『バーブド・ワイアー・ブルース』以来、30年ぶりとなる。
ウィルコ・ジョンソンは、2012年末に末期の膵臓癌と診断されたがこれを克服。ロジャー・ダルトリーとの名義で2014年に発売したカバー・アルバム『ゴーイング・バック・ホーム』は、全英チャート3位を記録してその存在感を見せつけている。
今作には、ウィルコのバックを務めてきたノーマン・ワット・ロイ(ベース)とディラン・ハウ(ドラムズ)が参加。プロデュースは『ゴーイング・バック・ホーム』に続いて、デイヴ・エリンガが担当している。
収録曲のテーマとなっているのは、過去5年間に経験した試練の日々で、「マリファナ」や「テイク・イット・イージー」といった曲は、彼が受けた末期癌の告知のことを直接採り上げている。これらの楽曲についてはウィルコはこうコメントしている。
「こういう歌を録音するつもりは実のところなかったし、自分がスタジオにまた入ることがあるのかどうかさえわからなかった。曲のひとつは、あの時期を振り返ったものになっている。夜、家の中で座り込んで、死が迫ってきていることを感じている……という内容でね。その曲も録音したし、アルバムに入る予定。実はかなり元気のいい曲でもあるんだ!」。
アルバムはiTunesで予約が開始。収録曲の「マリファナ」は現在iTunes、Spotifyなどで先行配信中となっている。
◎リリース情報
アルバム『ブロウ・ユア・マインド』
2018/6/15 RELEASE
UICY-15741 2,500円(tax out.)
◎配信情報
「マリファナ」
iTunes、Spotifyなどで配信中
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