2018/04/03
ドレイクの「ゴッズ・プラン」が10週目の首位獲得を果たした、今週の米ビルボード・ソング・チャート。
これで自身最大のヒット曲「ワン・ダンス (feat.ウィズキッド&カイラ)」(2016年)の10週に並び、首位獲得総週の記録を更新したドレイク。ピーク時からポイントは落としているが、今週もストリーミングとセールス・チャートを制し、ソング・チャート(HOT100)では通算36曲目となる10週の快挙を成し遂げた。男性のソロ・アーティストとしては、歴代最高記録となる。
ドレイクがフューチャリング・ゲストとして参加した、ブロックボーイ・JBの「ルック・アライブ」は先週の11位から6位に浮上し、TOP10内に2曲をランクインさせた。また、TOP10以下からは、ドレイクが参加したミーゴスの新曲「ウォーク・イット・トーク・イット」が、ミュージック・ビデオの公開を受けて先週の20位から15位に上昇している。同曲が収録された『カルチャーII』からは、1stシングルの「モーター・スポーツ」、2ndシングルの「スティア・フライ」が2曲連続でTOP10入りした。
2位に停滞しているビービー・レクサとフロリダ・ジョージア・ラインの「メント・トゥ・ビー」は、先週よりもポイントアップし、カントリー・ソング・チャートでは 18週目のNo,1獲得を果たした。ストリーミングでは難しいかもしれないが、セールス・チャートで 「ゴッズ・プラン」を上回れば、首位の入れ替わりも十分あり得る。昨年9月にリリースした「ハヴァナ feat. ヤング・サグ」(10位)が未だTOP10にランクインしているカミラ・カベロの新曲「ネヴァー・ビー・ザ・セイム」は、先週の19位から14位に浮上し、「ハヴァナ」と入れ替わりのTOP10入りを狙う。
先週のアルバム・チャートで首位デビューを果たした、エクスエクスエクステンタシオンの『?』は2位に、本作からの先行シングル「サッド!」は7位から9位にそれぞれダウンした。一方、先週9位に初登場した リル・ディッキーの新曲「フリーキー・フライデー」はストリーミングが好調で、8位にワンランクアップしている。
先週の72位から22位に50ランクアップしたのは、3月21日にリリースしたショーン・メンデスの新曲「イン・マイ・ブラッド」。間もなくリリースされる予定の3rdアルバムからの先行シングルで、セールス、ストリーミング共に安定したポイントを獲得し、TOP20入り目前まで上昇した。同曲の2日後には2曲目の新曲「ロスト・イン・ジャパン」も連続でリリースし、今週64位に初登場している。
「アイ・ライト・シンズ・ノット・トラジェディーズ」(2006年7位)などのヒットで知られる、米ネバダ州出身のロックバンド=パニック・アット・ザ・ディスコの新作 『プレイ・フォー・ザ・ウィックド』(6月22日発売予定)からも、2曲の先行曲がリリースされていて、そのうち「セイ・アーメン(サタデー・ナイト)」が今週60位にデビューした。本作は、2016年リリースの『ある独身男の死』以来22年ぶり、通算6作目のスタジオ・アルバムとなる。Text:本家一成
※関連リンク先の米ビルボード・チャートの掲載は、4月4日22時以降予定となります。
◎【Hot100】トップ10
1位「ゴッズ・プラン」ドレイク
2位「メント・トゥ・ビーfeat.フロリダ・ジョージア・ライン」ビービー・レクサ
3位「フィネスfeat.カーディ・B」ブルーノ・マーズ
4位「サイコfeat.タイ・ダラー・サイン」ポスト・マローン
5位「パーフェクト」エド・シーラン
6位「ルック・アライブ」ブロックボーイ・JB
7位「ザ・ミドル」ゼッド、マレン・モリス、グレイ
8位「フリーキー・フライデー」リル・ディッキー
9位「サッド!」エクスエクスエクステンタシオン
10位「ハヴァナfeat.ヤング・サグ」カミラ・カベロ
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