2018/03/22
2018年3月20日、ザ・ビートルズのリンゴ・スター、本名リチャード・スターキーがナイトの称号を授与された。
リンゴの代理人が授与式の写真を、「“サー・リンゴ”にとってまた忙しい一日。ピース・アンド・ラヴ、ピース・アンド・ラヴ」と添えてSNSに投稿している。
“音楽への貢献”などを理由に授与が決定したリンゴは、「(自分にとって)これは重要な意味を持つよ、本当に。自分たちがやってきたことが認められたということだ。喜んでお受けしようと思った」と英BBCに語っている。彼はまた、1965年に他のメンバーと共にMBE勲章(大英帝国勲章)を授与された時とは違い、一人で勲章を受け取るのは“少し震えた”とコメントしている。
当時メンバーたちは緊張のあまり、一服しにトイレに行ったとジョン・レノンが語ったとされる逸話について聞かれたリンゴは、「誰がそんなこと言ったの?僕はそんな噂を広めるつもりはないな」と笑いながら答えている。そして受け取ったメダルは、「朝食の時につけるよ」とジョークを飛ばしている。
リンゴのナイト爵位授与は2017年12月末に発表されていたが、1997年に称号を与えられているポール・マッカートニーは声明で、「サー・リンゴ、本当におめでとう!サー・リチャード・スターキーはいい響きだな。最高のドラマー、最高のダチ!X Paul」と祝辞を送り、ジョン・レノンの妻オノ・ヨーコは、「親愛なるサー・リンゴ、あなたがこの名誉を女王から授与されることを大変嬉しく思います。遅すぎるくらい!本当におめでとう!あなたとあなたの家族が幸せで私も嬉しいです。これはザ・ビートルズ・ファミリー全員にとっての名誉です。あなたのことをとても愛しています」とツイートしている。
ザ・ビートルズの伝記作家であるMark Lewisohnは昨年12月に米ビルボードに対し、「半世紀以上の時が経ってもザ・ビートルズの功績は依然偉大であり、リンゴが母国でこの意義深い賞をポールと同じように受賞することは正しいと思える。もし彼らが見ているなら、きっと(両親の)エルシーとハリーは、貧しい中で育てられ、幼い頃に2度も死にかけた自分たちの息子が、今やサー・リチャード・スターキーになったことに大喜びしていると思う。これはとてつもない偉業であり、素晴らしいニュースだ。おめでとうございます、サー・リンゴ」とコメントした。
◎リンゴ・スターによる投稿
https://twitter.com/ringostarrmusic/status/976092158297083904
https://twitter.com/ringostarrmusic/status/976089488882532352
Another day in the life peace and love. pic.twitter.com/7rKcIYjmLw
— #RingoStarr (@ringostarrmusic) March 20, 2018
Another busy day for Sir. Ringo. peace and love peace and love pic.twitter.com/JpHd0r6r4u
— #RingoStarr (@ringostarrmusic) March 20, 2018
Congratulations Ringo, it’s about time.
— Yoko Ono (@yokoono) March 20, 2018
I love you! yoko https://t.co/6FPMCosGrd
Huge congrats Sir Ringo! Sir Richard Starkey has a nice ring to it. Best drummer best pal! X Paul
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